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【シドニー1日=五輪取材班】20世紀最後のスポーツの祭典となった第27回夏季オリンピック・シドニー大会は1日夜、当地の五輪スタジアムで閉会式を行い、28競技・300種目にわたって繰り広げた熱戦の幕を閉じた。17日間、燃え続けた聖火は午後9時(日本時間同7時)過ぎに消えた。
閉会式の公式セレモニーは午後8時(日本時間同6時)から始まった。9月15日の開会式では、韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の合同入場行進が実現したが、閉会式では各国・地域の選手らが国境の垣根を取り払い四つのゲートから一緒になって入場。日の丸は、女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子選手(積水化学)が掲げて行進した。
個人参加の東ティモールを含む史上最多の200カ国・地域から、約1万6000人の選手、役員が参加した今大会について、アントニオ・サマランチ国際オリンピック委員会(IOC)会長は「これまでのオリンピックで最高だった。歴史的な成功に感謝したい」と話した。
最後の競技となった男子マラソンは、エチオピアのゲザヘンゲ・アベラ(22)が2時間10分11秒で優勝。期待された日本勢は川島伸次(旭化成)の21位が最高だった。
これですべてのメダルが確定し、金メダル争いは米国が39個で前回アトランタ大会に続くトップ。日本は前回14個を上回る金5、銀8、銅5の計18個のメダルを獲得。うち13個を女子選手が手にし、初めて女子のメダルが男子を上回った。
五輪旗はシドニーから2004年の次回開催都市で近代五輪発祥の地、アテネに引き継がれ、新世紀へと向かう。
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