日経優秀製品・サービス賞
 ▼最優秀賞
 日本経済新聞賞(5点)
小型車「iQ」=トヨタ自動車
4人乗りで世界最小級サイズ
 軽乗用車より約40センチメートル短い全長ながら「大人3人、子ども1人」が乗れる。4人乗り乗用車で世界最小級のサイズを実現した。後方衝突用エアバッグを世界で初めて採用、高機能小型車として日欧市場を開拓する。CO2排出量を大幅に抑えた環境対応車でもある。燃費性能はガソリン1リットルあたり23キロメートルで、自社の小型車「ヴィッツ」やスズキの軽「ワゴンR」を上回る。価格は140万―160万円。
プライベートブランド(PB=自主企画)商品「セブンプレミアム」=セブン&アイ・ホールディングス
PB製造元明記し安全PR
 2007年5月から販売しているPBブランド。PBの中には製造元を明かさないものもあるが、セブンプレミアムは製造元を明記し、安全・安心を重視する消費者の要望に応えた。製造は大手メーカーなどに委託するが、小売り側が商品を企画、独自ブランドで販売する。広告費などをかけないためメーカー品よりも2―3割安いのが特徴で、消費の節約志向を追い風に08年に入り販売が急拡大した。売上高は09年2月期に2000億円弱、10年2月期は3000億円超にまで増える見込みだ。
がん放射線治療装置「MHI―TM2000」=三菱重工業
がん患部に放射線を高精度照射
 治療放射線(X線)をがん患部に照射する医療機器で、ベッドに横たわる患者に対し、360度どこからでも放射線をあてられる。従来装置はロボットの腕のような形をしていたが、放射線をつくり出す「加速管」を小型化することで、患者を囲むドーナツ状の装置への搭載を可能にした。医師がX線映像で患部の位置を見ながら操作できるため、より高精度に放射線を照射して、がん患部以外の健康な細胞への影響を小さくできる。
ロボットスーツ「HAL」=サイバーダイン
筋力衰えた人補助するスーツ
 高齢者や要介護者といった筋力が衰えた人の動作を補助する。筋肉を動かそうとする際に生じる微弱な電気信号を皮膚表面から読み取りコンピューターで制御。着用者の体に負担をかけずスムーズな動作が可能にした。医療・介護方面への活用に期待が集まる。2008年10月に茨城県つくば市で世界初の量産工場を完成。まず病院や介護施設向けに下半身部分のリース販売を始めた。上半身部分は2009年度中に実用化し、いずれも国内外へ広く販売する計画。
「薄膜太陽電池一貫製造ライン」=アルバック
薄膜型太陽電池を簡単製造
 原料を準備し、電源を「ON」にすれば、簡単に薄膜型太陽電池を製造できる装置。専門的な技術を持たない会社でも、導入すれば太陽電池の生産に参入できる。台湾などで稼働実績がある。太陽電池はCO2を出さない次世代エネルギーとして需要が増えており、大量生産できる装置の普及は単価引き下げや市場拡大に貢献する。薄膜型は原料シリコンの使用量が普及品の100分の1と少なく、原料調達もしやすい。
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