▽何が何でも家族勢ぞろい
カトリック教徒の多いイタリア国民にとってクリスマスは最も重要な行事。特に食事にかける意気込みはすごいものがあり、 |
| S・Kさんさん 「この日だけは家族と過ごすためにどんなに遠くからでも何が何でも駆けつけて家族が勢ぞろいします」 |
| 母親がつくった豪華な料理を25日の昼から夕方5時過ぎまで食べ続けるそうです。この時期は食べる機会がやたらと増えるため、 |
| S・Kさん 「1カ月前からダイエットに励む女性が多いほど」 |
| と報告しています。プレゼントも大事。 |
| S・Kさん 「うれしかったのは色々な食べ物の詰め合わせ」 |
| と言うS・Kさん。詰め合わせの中身はオリーブ、サラミ、チョコレートなど盛りだくさん。 |
| S・Kさん 「全従業員にこうした詰め合わせを贈る会社もたくさんあります」 |
| とはうらやましい限りです。クリスマスシーズンは新年6日のベファーナという祝日までと長く、その間ツリーや飾りはそのままだそうです。 |
▽体力と胃の丈夫さが重要
フランスも負けてません。 |
| N・Mさん 「24日(のイブ)が日本の年末で25日(のクリスマス)が元旦」 |
| と例えるN・Mさん(34)は詳細な報告を寄せてくれました。
家族は24日の夜8時には実家に到着し、9時ごろからディナーが始まります。零時になると誰かがサンタクロースに変装して子どもたちを喜ばせ、子どもたちもこの日ばかりは床に就かず、もらったばかりのおもちゃで遊び始めます。
翌25日はクリスマスランチ。午後1時ごろから5時ごろまでのんびりとおしゃべりしたり、ゲームをしたりして過ごすそうです。 |
| N・Mさん 「体力と胃の丈夫さは必須条件」 |
| とN・Mさんは強調しています。クリスマスは家族のきずなを確認する一日なのでしょう。 |
▽訪問の順番が悩みのタネ
一方、人間づき合いの難しさを伝えてくれたのは英国のI・Mさん(44)。 |
| I・Mさん 「多くの英国人にとってどこで25日のクリスマスディナーを食べ、どういう順番で家を訪問するかが大きな悩みの種」 |
| だそうです。兄弟を巻き込んで夫婦どちらの両親を訪ねればよいのかで気を使います。これは序の口で離婚が多いという事情が問題を複雑にしています。前妻との子供と25日中に会おうとすると、新しい妻とその連れ子が良い顔をしない、といった具合です。 |
| I・Mさん 「表面上はクリスマス気分の英国人も突き詰めるとこの時期はストレスが多い」 |
| といったアンケート結果を新聞で見たI・Mさんは |
| I・Mさん 「本当なんだなあ」 |
| と実感しました。 |
▽プレゼント引き取り業
オーストラリアからは思わず夢から覚めてしまうような現実的な話。何と不要なプレゼントや自分の意にかなわないプレゼントを引き取ってくれるビジネスがあるそうです。S・Lさんによると、 |
| S・Lさん 「いくつもあると困りもの」 |
| というコーヒーや紅茶をいれる器具などがよく引き取られます。
N・Yさん(39)は |
| N・Yさん 「オーストラリアではプレゼント交換はあまり盛んではないようです」 |
| と感じています。日本の郷土品を現地の友人に配ったところ、 |
| N・Yさん 「なんでこんなことをするのか」 |
| と聞かれ、 |
| N・Yさん 「『お近づきの印』という言葉をどう訳すかで苦慮したことがある」 |
| そうです。今では |
| N・Yさん 「事前に何が欲しいか聞いてしまったほうが楽しみは少ないですが無難」 |
| と日本にいたころとは考えが変わりました。 |