ローバー、BMWの資本参加後もイギリス色を前面に

 ローバーグループのブースでは、ローバーブランドを始め、日本でも人気の高いミニ、根強い人気のRVレンジローバー、さらにはスポーティーな「MG」を並べて展示している。 会見に当たって、まず挨拶に立ったのはローバーグループ社長兼会長のウォルター・ハッセルカス氏。先日のフランクフルトモーターショーで発表したばかりの新型ミニを「きわめて英国的な車」とし、企業ならびに製品全般にについて「英国的(ブリティッシュネス)」を強調した。同社長はBMW出身で、BMWの資本参加後もイギリス企業としてのアイデンティティを失っていないことを示そうという戦略のようだ。

 続いて、ローバージャパンのピーター・J・ウッズ社長が日本市場での輸入車の先達として、同社が今年創立20周年を迎えたことを披露。特にこの10年で売り上げが4倍となり、さらに消費税改正前のキャンペーンによって、飛躍的な売り上げ増を達成したという。とはいえ、消費税改正後の反動は同社の業績に影響を与えているようで、日本政府の早急な景気対策を求める発言が続いた。特に消費税引き上げと所得税特別減税の撤廃は日本の経済成長にとって大きなマイナスなること、また自動車取得税、重量制、自動車税などの重複課税が自動車市場の成長を阻害するものであり、さらなる規制緩和が必要と発言していた。

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