|
与党三党が絶対安定多数を確保したことで、森喜朗首相の続投とともに、野中広務幹事長を中心とする自民党の主流派体制の継続も確実になった。亀井静香政調会長、池田行彦総務会長も留任の方向だ。与党三党は26日、党首会談を開き、森続投を正式決定する方針。ただ与党の大幅議席減と自公選挙協力の不発で、「森―野中体制」への反発も根強く、来月4日にも発足する第二次森政権は多難な門出となる。
自民党の旧小渕、森、江藤・亀井の主流三派は25日夜、断続的に幹部会を開き、森喜朗首相の続投を支持していく方針を決めた。公明党の神崎武法代表、保守党の扇千景党首もこれに同調する意向を表明。自民、公明、保守三党による森政権の継続が事実上、確定した。
党運営の要(かなめ)である野中氏の留任も内定。主要国首脳会議(沖縄サミット)を目前に控えていることから宮沢喜一蔵相と河野洋平外相も再任する方向だ。青木幹雄官房長官の退任は確実で、後任には中川秀直幹事長代理らの名が挙がっている。今後の焦点は、自公保連立路線に距離を置いてきた加藤、山崎両派の処遇に絞られる。
自民党は解散前勢力では、衆院の単独過半数を維持していたが、今回の選挙によって衆参ともに単独過半数を割った。大きく後退したとはいえ、公明党が参院に続いて衆院でも「与党過半数」のキャスチングボートを握る形になった。
「選挙ニュース」トップへ >>
|