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| 衆院選の最終日を迎え、候補者の演説を聞く有権者(24日午前、横浜市)〔共同〕 |
第42回衆院選は24日、選挙戦最終日を迎え、各党の党首や幹部は朝から東京、神奈川、大阪など激戦を展開している都市部の重点区や大票田を中心に全国を駆け巡り、最後の支持を訴えた。街頭での選挙運動は同日午後8時で終わり、各党、各候補者は25日の投開票で下される有権者の審判を待つ。
■与 党
森喜朗首相(自民党総裁)、公明党の神崎武法代表、保守党の扇千景党首の与党3党首は24日午前、横浜市内で前日に続いてそろい踏みし、苦戦が伝えられる公明党候補の選挙区で合同の街頭演説会に臨んだ。首相は「今は連立しかない。景気を本格的に回復させるために3党で協力する」と述べ、景気回復最優先の経済運営を当面続ける考えを強調するとともに、自公保連立の継続を訴えた。同時に「野党も連立の枠組みを示さなければならない。民主党が自民党の大事なプリンスの加藤紘一元幹事長に『いらっしゃい』などと言うと、政党の権威がなくなる」と批判した。
神崎氏は「我々は『シンカンセン(森・神崎・扇)政権』。安定感があり、スピーディーに物事を処理する政権だ」と党首の名前にちなんで、自公保3党の結束の強さをアピール。扇氏は「選挙後も3党で間違いなくかじ取りをする」と力説するとともに「民主党は連立の枠組みを示さず、政策が全くばらばらだ」と指摘した。
午後も、最後の締めくくりを含めて都内3カ所で3党首そろい踏みの街頭演説会を開く。
■野 党
一方、民主党の鳩山由紀夫代表は大阪府高槻市のJR高槻駅前での街頭演説で「森さんを続けたいのか、鳩山を軸に新しい民主政権を作るのか。民主党か自民党か(の選択)だ」と述べ、政権交代を目指す決意を表明。同時に「首相に『寝ていてほしい』と言われた(無党派層の)人が起き上がり、投票所で思いをぶつけてほしい」と呼び掛けた。午後は都内のJR新宿駅前で菅直人政調会長らと合流し、二枚看板の「鳩・菅」コンビで気勢を上げる。
共産党の不破哲三委員長は都内の小田急線狛江駅前での街頭演説で「増税反対は共産党だけ。公共事業を半減すれば10兆円の国民向けの予算がつくれ、そのうちの1兆3000億円で消費税の食料品などへの非課税措置ができる」と主張。自由党の小沢一郎党首は都内のJR中野駅前での街頭演説で「21世紀に向けた日本の方向付けが今の政治の枠組みでできるのか。自公保政権は政策合意に基づいた連立政権ではなく、権力維持のためだけの数合わせの政権だ」と強調し、社民党の土井たか子党首は地元の兵庫県西宮市のJR西ノ宮駅近くでの街頭演説で「この3年8カ月、数が足りず悔しい思いをしてきた。社民党の数を増やしていただきたい」と訴えた。
改革クラブの小沢辰男代表は埼玉県所沢市、無所属の会の椎名素夫代表は盛岡市で、それぞれ午後から街頭演説。自由連合の徳田虎雄代表は鹿児島県指宿市などを遊説した。
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