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投開票日を翌日に控えた24日、各自治体の選挙管理委員会は最後の準備に追われた。衆院選に加え、首長選などとの同日選となる自治体もあり、各選管は夜まで開票手順や選挙人名簿の最終確認などに大忙し。投票時間の延長後初の衆院選となり、正確で早い開票作業が求められるだけに、本番を迎える各選管は緊迫したムードに包まれた。
衆院選に知事選が重なる「ダブル選挙」となる埼玉県。浦和市選管ではこの日夜、投票の事務作業の責任者を集めた会議が開かれ、投票用紙の交付方法などを周知徹底したほか、25日は開票作業の手順などを最終確認する。
今回は衆院選小選挙区、比例区、最高裁裁判官の国民審査、知事選の開票作業を同時並行で進めなければならない。開票時間の遅れを防ぐため、市選管は前回の衆院選に比べ、職員を約160人増やし、約1500人の態勢で臨む。担当者は「ミスが起きては、休日返上や深夜まで準備してきた苦労が無駄になる。順調に開票作業を終えたい」と気を引き締める。
今回、航海中の船舶の乗組員がファクスで投票できる「洋上投票」が新たに始まった。船員からの投票の受付窓口に指定された選管では、届いた投票用紙を住所地の選管に郵送する作業が加わった。
東京都港区選管はその窓口の1つ。連日、申し込みのあった約250人の洋上投票の郵送作業に追われたほか、前回の衆院選の同時期に比べ、約6割増の6500人の不在者投票者数の手続きが重なり、「目の回るような忙しさ」という。
この日も朝から、職員ら40人が出勤。投票場所の確認の問い合わせ電話などに応対していた。
一方、遠洋マグロ漁船などの多い高知県。窓口の室戸市選管は「問い合わせは2、3件あったが、申請はゼロ」といい、こちらは拍子抜けといったところ。
前回衆院選で、大阪府内の自治体で、開票作業終了時刻が最も遅かった吹田市。同市選管では、国民審査の投票用紙自動読み取り機を1台から2台に増やすなど「機械化」を進めたほか、開票作業の職員を前回から約1割増員した。
市選管は「投票時間の延長で作業もずれこむが、午前2時までには作業を終えたい」と意気込む。
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