(9/27)韓国を無得点に封じた・自信深めて出発する日本
 後半36分、右サイドへ逃れようとけり出されたクリアボールをピッチの中に戻した韓国に対し、詰め寄っていた明神が反応した。

 サイド深くで球を奪い、すかさず低く速い折り返しをゴール前に送る。再び前に出かけていた韓国DFの帰陣の遅れを突き、福田が相手ともつれながら左足を差し出しゴールへねじ込んだ。五輪最終予選をB組で戦う韓国相手に連勝をもたらす決勝点。C組で戦う日本の自信を一層深めさせる1点となった。

 トルシエ監督は会見場で穏やかな笑顔を見せた。「今日の勝利はものすごく自信につながる。攻撃にはまだ満足していないが、守備的なスピリット、組織はよかった」。終盤でのゴールを決勝点にした無失点の守備を褒めた。

 攻め上がる相手にプレッシャーをかけるプレス守備が機能した。東京での完敗の借りを返そうと躍起になる韓国に対し、前線から圧力をかけて好球を送らせない。後半20分ごろ、オフサイドを取りにいって招いた危機も李東国のシュートはポストがはじいた。

 守備への手ごたえは、戦い終えた選手も同じ思いだった。かなめの宮本は言った。「1人が抜かれてもカバーができたし、チームとしての守備の戦い方が見えてきた。非常にいい経験ができた」。アウエーで戦う初戦のカザフスタン戦の「仮想試合」をいい形でクリアした満足感にあふれていた。(共同)


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