アジアの課題について活発な討論

 日本経済新聞社が主催する第3回国際交流会議「アジアの未来」(5月15-16日)には、アジア・太平洋地域の14カ国・地域から政府首脳、有力経済人、著名な学識経験者らが講師やパネリストとして参加した。
 初日前半のテーマは「アジアの経済発展と地域協力」。タイとインド、ベトナム、ミャンマーなど新興成長国の経済、外交責任者が現状、課題と域内協力の構想を明らかにした。
 日本の池田行彦外相、加藤紘一自民党幹事長は日本のアジア太平洋政策やアジアでの役割を提言した。
 パネル討論「アジア型企業経営とは」では、森下洋一松下電器産業社長らが、台頭するアジア企業の経営の未来について課題と展望を語り合った。
 2日目前半は韓国の権五g副首相兼統一院長官が微妙な朝鮮半島情勢を踏まえ「アジア・太平洋地域の安全保障」をテーマに講演をした後、アジアの平和と安定の課題についてパネル討論が行われた。
 後半は7月の香港の中国への返還とこれに伴うアジア情勢の変化がテーマ。シンガポールのリー・クアンユー上級相、中国・香港の責任者らが講演とパネル討論で返還後の中国・香港内外の動向を分析し、将来を予測した。

講演プログラム

5月15日(木)「アジアの経済発展と地域協力」「アジア型企業経営とは」
5月16日(金)「アジア・太平洋地域の安全保障」「返還後の香港と中国」

総合司会 小島 明 日本経済新聞社論説主幹 


5月15日(木)  9:00〜18:00

開会挨拶    鶴田 卓彦 日本経済新聞社社長



「『アジアの未来』に向けての我が国の対アジア外交」
9:15〜9:40  池田 行彦 外務大臣
「アジアの経済発展と地域協力」
9:45〜10:40  アムヌアイ・ウィラワン 副首相兼大蔵大臣(タイ)
10:40〜11:10  コーヒーブレイク
「21世紀へ向かうアジアの中のベトナム」
11:10〜11:45  グエン・マイン・カム 外務大臣(ベトナム)
「経済発展に向けた域内協力に参加するミャンマー」
11:50〜12:20  マウン・マウン 副首相府大臣
兼ミャンマー投資委員会事務局長(ミャンマー)
12:20〜13:45  ランチョン
「インドとアジアの未来−改革と地域協力」
13:50〜14:25  ヨギンダー・アラグ 計画・公共政策・科学技術大臣(インド)

講演とパネル討論「アジア型企業経営とは」
14:30〜14:50  タンリ・アベン バクリー・アンド・ブラザーズ社長(インドネシア)
14:55〜15:15  陳由豪(チェン・ヨウハオ)/東帝士(トンテックス)グループ董事長(台湾)
15:20〜15:40  森下 洋一 松下電器産業社長
15:40〜15:55  コーヒーブレイク

パネル討論 15:55〜17:25
パネリスト:
タンリ・アベン バクリー・アンド・ブラザーズ社長(インドネシア)
陳由豪(チェン・ヨウハオ)東帝士(トンテックス)グループ董事長(台湾)
森下 洋一 松下電器産業社長

モデレーター:
大谷 清 日本経済新聞社編集局国際部長

講演「日本は黄昏か、まだ午前中か」
17:30〜18:00  加藤 紘一 自由民主党幹事長



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