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(9/8)英コラー、日本に本格参入・未公開株二次買い取り
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リタ・スプリンゲット日本代表
 英投資会社のコラー・キャピタル(ロンドン)は日本で未公開株の二次買い取り事業を本格的に始める。8月から投資担当者が常駐しており、今後3年間で日本に数十億円を投資する見通し。ベンチャーキャピタル(VC)や金融機関、事業会社が投資に失敗した未公開ベンチャーの株式を安値で買い取り、企業価値を高めて株式公開や転売を目指す。

 コラーは二次買い取り事業の欧州最大手。4本目となる10億ドル(約1200億円)の新ファンドから欧米のほか日本の案件に投じる。ファンドへの出資者も日本で募る。すでに投資担当者が候補案件の精査を進めている。

 インターネット分野を中心にベンチャー株が急落し、値上がり益を狙うのが困難と判断したVCなどの間で売却へのニーズは高まっている。ただ未公開株は流通市場が整っていないため購入先を見つけるのが難しい。コラーはコンサルタントなど専門家が投資先の経営を支援する。

 経営が破たん状態にあり再建が困難な企業は避け、数年間で経営改善が見込める企業を中心に投資する。未公開株を直接買い取るだけでなく、ベンチャーファンドの全部や一部を買い取り自社で運用する手法も用いる。

 日本では二次買い取り専門会社がほとんどなく「売却したいという打診が急増している」(リタ・スプリンゲット日本代表)という。

 欧米では年金基金など機関投資家の間でベンチャーファンドへの出資比率を引き下げ、二次買い取りファンドへの出資額を増やす動きが出ている。未公開株を安く買って数年後の相場回復時に売却を狙う二次買い取りファンドに出資することはリスク分散につながるとみている。

[日本経済新聞]

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