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<ベンチャーキャピタルの素顔>
(2/20)横浜銀グループ、ベンチャー投資積極化
 横浜銀行グループは、ベンチャー企業に対する投資を積極化する。同行とベンチャーキャピタル子会社の横浜キャピタル(YC、横浜市、3池新社長)が、共同出資で新興企業向けの投資基金「ゆめファンド2号投資事業組合」を21日に新設。さらにYCは自己資金を使って、金融機関からの融資が困難な企業に対する投資を拡大する。横浜銀は地盤の神奈川県内への回帰姿勢を強めており、担保力の乏しい新興企業に成長資金を供給する仕組みを、グループ全体で強化する。

 「ゆめファンド」は、横浜銀が公的資金受け入れに伴い、中小企業を育てる姿勢を示すため、立ち上げたベンチャー基金。99年8月に設立した1号は、19社に平均1800万円を投資し、約1年半の間に枠を大部分消化した。投資先のうち、これまでにブイ・テクノロジー、リアルビジョンの2社が、東京証券取引所マザーズに上場している。

 2号基金の規模は1号と同じ5億円で、横浜銀が4億円、YCが1億円を出資する。2号を使いきれば、同規模の第三、第四の基金を立ち上げることも決めた。

 一方、YCは自己資金による投資でも、投資リスクがやや高い企業に対する資金供与を拡大する。将来性があっても、担保資産が乏しく融資を受けられなかったり、借り入れを嫌う企業への投資を、件数ベースで従来の25%程度から4割メドに引き上げる。同社は、毎期、10億―13億円程度の新規投資を行っているが、新興企業に対する投資額は小口になるため、金額ベースでは30%程度を目指す。

 横浜銀とYCは、5―6年前から将来の株式上場を目指す企業に対し、30歳代の若手社員を出向させるなどして、地元企業の株式公開を支援している。今後も直接金融と間接金融を組み合わせて、地元企業の上場促進に力を入れる考えだ。


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