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 ベンチャーキャピタルの素顔
(12/4)1号案件“必勝”へ吟味重ねる−−GAP
<center><b>佐々木隆一・日本代表</b>
佐々木隆一・日本代表
 「日本市場をじっくりと精査して、長期投資を徹底する」――。米投資会社のジェネラル・アトランティック・パートナーズ(GAP)日本代表の佐々木隆一氏は語る。

 GAPが企業の発掘活動を開始してから1年程度が経過したが、投資案件はまだない。同社にはすでにいくつもの案件が持ち込まれているが、1号案件を必ず成功させるために慎重に行動しているという。未公開株(プライベート・エクイティ、PE)投資が本格化しようとしている日本で必要なのはPE投資会社に対する信頼。「GAPは信頼を得るために成功例を確実に出す」(佐々木氏)と意気込む。

 GAPは世界8都市に投資拠点を構え、ソフトウエア、情報技術系サービス、テレコム、メディアなどへの投資に特化している。コンサルティング会社、銀行、ハイテク産業などの出身者80人程度からなる専門家集団を抱えており、5年から7年かけて投資先企業を育成するのが特徴だ。

 日本市場では大企業から分離する子会社や事業部門、成長拡大期に入ったベンチャー企業などへの投資を検討している。1社あたりの平均投資額は約50億円。創業期の企業への投資は手掛けない。佐々木氏は「キャッシュフローがある程度安定している会社を投資対象に据えることで、現在のような不況期に耐えられる企業を確実に育てる」という。

 これまでネット関連ベンチャーに投資をしてきた多くの投資会社が苦境に立たされている。GAPもネット株バブル期に多くのネット系企業への投資を検討してみたが、そのほとんどは投資基準をクリアできず、投資対象として残らなかったという。「他のファンドが、ネット系企業にどんどん投資して大きな収益を上げている時でもあせりはなかった。われわれが目指しているのはじっくりとビジネスをつくっていくことだ」(佐々木氏)という。 (ベンチャー市場部 田中暁人)

日本オフィスの概要
代表者佐々木隆一氏
所在地 東京・港
設立時期 1998年
ホームページアドレス www.gapartners.com
[12月4日]
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