主要
政治・経済
国際
マーケット
産業・流通
店頭・VBプラザ
社会
スポーツ
列島ビジネス
社説・春秋
人事
おくやみ
新製品
自動車
プレスリリース
景気ウオッチ
日経調査
●日経プラス1
●日経産業新聞
●日経MJ

B2O
スマートウーマン
C-Style
きょうのクイズ
ザ・ランキング
オンライン書店 bk1
出張・旅行予約
競馬
ゴルフガイド
進学ナビ
資格・
スキルアップガイド
店頭・ベンチャープラザ
ニュース VCの素顔 新規上場・予備軍
海外トレンド イベント コラム
<ベンチャーキャピタルの素顔>
(11/30)個人責任でベンチャーを一貫育成・NTVP村口代表
村口和孝代表
 ベンチャーキャピタル(VC)やベンチャーファンド(投資基金)が拡大している。マザーズやナスダック・ジャパンなど新興企業向けの新たな株式市場の開設が相次ぎ公開が容易になり、キャピタルゲイン(値上がり益)を得やすくなっていることが背景にある。高成長が期待される投資対象企業が情報技術(IT)分野を中心に広がっていることも一因だ。この結果、VCは従来の銀行系や証券系だけでなく外資系や独立系などにもすそ野が広がっており、一方でファンド設立の動きも活発化してきた。これらVCやファンドの素顔を紹介する。1回目は独立系VCの日本テクノロジーベンチャーパートナーズ投資事業組合(NTVP)。

 NTVPは日本では珍しく個人の責任で資金を集め、ファンドを運用している。「ベンチャー投資はベンチャーキャピタリストが責任を持ち、個人の判断で行うべきだ」(村口和孝代表)との考えからだ。

 ベンチャー投資で重要なのは投資先企業や出資者との信頼関係。だが、銀行系など子会社VCは親会社からの出向者が多く、数年間で親会社に戻ってしまうという問題点があった。村口氏のような個人型のファンドは資金集めから投資、育成まで同一人物が一貫して手掛けられるという利点があり、米国シリコンバレーではむしろこちらが主流だ。村口氏も日本最大手VCのジャフコに在籍していたが、「シリコンバレーで現地の雰囲気を感じたことをきっかけに独立に踏み切った」(村口代表)。

 NTVPは創業したばかりのベンチャー企業や起業家に対し、早い段階から多額の投資を行う。同時に原則として村口代表が投資先企業の社外取締役に就任し、経営に対して直接アドバイスする。1社単独で出資することも多い。

 NTVPは堀場製作所の掘場雅夫会長や店頭企業のオーナーなどから資金を集め、現在までに4つのファンド(運用額は合計で約60億円)を設立。11月時点で合計16社に投資した。まだ各ファンドの運用期間が終了しておらず、投資成績は確定していないが、投資先で初めての株式公開企業として画像処理システム会社、イメージワン(http://www.imageone.co.jp/)が9月、ナスダック・ジャパン市場で上場を果たした。

 そのほかにもネット競売(http://www.bidders.co.jp/)を運営するディー・エヌ・エー(東京・渋谷、南場智子社長)、インターネット上でのデータ交換を容易にする新技術であるXMLに強いソフト会社のインフォテリア(東京・品川、平野洋一郎社長、http://www.infoteria.com/)など2〜3年内に公開が見込める有望企業に投資している。

 世界的にインターネット関連企業の株価は今春と比べて大幅に下落している。株式相場の下落は当然、キャピタルゲインの縮小につながるが、「相場の下落局面でも、経営支援で投資先企業の時価総額を確実に向上させることで影響を軽くすることが可能」(村口代表)と見ている。(ベンチャー市場部 銀木晃)

会社概要
所在地東京都文京区

代表者  村口和孝代表
設立年月日 1998年11月
社員数 16人
ホームページアドレス

 http://www.ntvp.com/


当該企業の記事
(2000/9/21)NTVP、30億円のファンド・2月設立分から半年で
(1999/12/29)14億円投資基金、個人が設立・NTVPの村口氏、ハイテクなど対象

過去の掲載企業
(6/25)欧米型のプロ集団目指す−−東京海上キャピタルの山本悟社長
(6/18)早大と「車の両輪」の関係に−−ウエルインベストメントの浅井武夫社長
(6/11)内外ベンチャーを結び付け−−グローバルアライアンスの稲見信夫社長
(6/5)スノーヴァの企業価値、経営支援で引き上げ−−JSPの石川隆一社長
(5/29)多彩なファンド運用し分散投資−−DrKCのドリューズ氏
(5/21)MBOの増加、業務拡大の追い風に−−スリーアイ興銀バイアウツのボルトン社長
(5/15)ネットバブル崩壊、割安VB投資の好機−−WIIGのタン会長
(5/1)投資チームは社長直轄、キャピタルゲイン志向鮮明に−−日本アジア投資の立岡登与次社長
(4/24)“3つのF”にこだわり−−アイティーファームの黒崎守峰社長
(4/18)日本市場狙うVBに的−−アントレピア瓦谷社長――
(4/12)MBIを活用大企業の子会社などに狙い−−アドバンテッジパートナーズ・笹沼泰助共同代表パートナー
(4/4)緊張関係保ちインキュベーター活動−−サンブリッジのアレン・マイナー社長
(3/28)規制緩和にビジネスチャンス見いだす・ABNアムロのフックス氏
(3/21)ハンズオン型投資の先駆け・AGPの堀氏
(3/13)日米欧の大企業と投資先企業の橋渡し・コンステレーションの宮本氏
(3/7)シリコンバレー人脈活用し日本に積極投資・H&Qアジアのシュウ会長
(2/27)「ハッピーなIPOを実現」・つばさハンズオンキャピタルの白川彰朗社長
(2/20)日本独自のVCモデル目指す・ジャフコの村瀬光正社長
(2/13)バイオベンチャーキャピタリストの草分け・BFJの大滝義博社長
(2/5)「日本で最も活発なVC」を自負・SBIの北尾吉孝社長
(1/30)投資姿勢は「配当期待型」・東京中小企業投資育成の熊野英昭社長
(1/23)「IT」と「海外」軸に未成熟企業発掘・エヌ・アイ・エフベンチャーズの堀井社長
(1/17)長年培った人脈と経験が最大の強み・シュローダー・ベンチャーズの松木代表取締役
(1/12)BtoB分野で総合的なサービス提供・ICGジャパン キム社長
(1/5)実利に結びつく米国投資・コマツ北川専務
(12/26)パソコン製販との相乗効果狙う・DVJ津田代表
(12/19)経営参加し信頼確保・アイシーピー穐田社長
(12/12)米IT分野の企業に強み・ワールドビュー田中社長
(12/5)ファンド主体の投資で独立路線・富士銀キャピタル中浜専務
(11/30)個人責任でベンチャーを一貫育成・NTVP村口代表

NIKKEI NETの最新情報は画面を更新してご利用ください。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権は日本経済新聞社またはその情報提供者に帰属します。
このホームページに対するご意見・ご感想はwebmaster@nikkei.co.jpまでお願いします。
NIKKEI NETはインターネットエクスプローラー4.0、Netscape4.0以上でご覧いただけます。

Copyright 2001 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved.
Nikkei Net Interactive サイト案内 検索ガイド 地図検索 路線案内 日経goo マネー&マーケット ITニュース 住宅サーチ 就職ナビ 転職ナビ いきいき健康