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世界情報通信サミット2006
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「IT、社員の潜在能力生かす」マローンMIT教授

基調講演するマローン教授=23日、東京国際フォーラム
 マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院のトマス・マローン教授は23日午前、世界情報通信サミット2006(主催・日本経済新聞社)で講演し、情報技術(IT)導入が企業経営に与える影響について、「人々(社員)の潜在能力を生かすことができる可能性がある」との見解を示した。

 マローン教授は、「IT導入による通信コスト削減が人々に多くの情報を与え、多くの人が自主的な意思決定ができるようになった」と説明。組織の中で命令を実行するだけの場合と比べ、「労働意欲が上がり、創造性や柔軟性が高まる」とIT導入による分権化の利点を強調した。

 その上で、分権化を利用した日本企業の発展可能性について、「組織の中で命令系統の下流の従業員の意見をくみ取ることで、新世代の製品の品質改善技術を開発できる可能性がある」と述べた。組織内で機関決定の前に意思疎通をする「根回し」についても言及し、「ITの能力を通じて多くの人間が関与することで、集団の意思決定が効果的にできる」と語った。〔NQN〕




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