【ワシントン=大隅隆】米連邦準備理事会(FRB)は5日、銀行がFRBに預ける準備預金に支払う金利を一部引き上げると発表した。FRBが義務づけている範囲の預金が対象で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利と同水準とし、これまでより0.1%引きあげる。
金融安定化法の成立に伴いFRBは10月から準備預金への金利付与を始めた。金融機関にとってFRBへの預金は最も安全性が高く、FRBの支払う金利が短期金融市場での最低金利となる。改定により市場金利が下がりにくくなるため、FRBは金融危機に対応した大量の資金供給を手がけやすくなる。