音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより検索フォームへ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

FRB金融政策

更新:10月30日 10:41

(10/30)FRBとIMF、ドル資金供給先を拡大 新興4カ国向け支援策

 【ワシントン=財満大介】米連邦準備理事会(FRB)と国際通貨基金(IMF)は29日、新興国の資金繰り支援策をそれぞれ発表した。FRBはブラジルなど4カ国の中央銀行と協定を結び、計1200億ドル(約11兆7000億円)のドル資金を供給。IMFは加盟国向けに3カ月の短期融資制度を新設する。金融危機の広がりで新興国市場から資金が流出、債務不履行のリスクが高まっていることに対応する。

 FRBが協定を結んだのはブラジルのほか、メキシコ、韓国、シンガポール。通貨スワップ(交換)協定と呼ばれ、各国通貨と交換でドル資金を各300億ドル供給する。FRBは日本を含む10カ国と既に協定を結んでいるが、短期金融市場での米ドル需要の増加に応え、新興国にも拡大する。

 IMFは加盟各国が納める分担金の最大5倍を融資する。1年間で3回まで利用できる。通常のIMF融資と違い、相手国に財政改革など厳しい条件を課さないのが特徴。最近の債務不履行の有無などに絞って融資の可否を決める。払い込みまでの期間も短くし、緊急の資金需要に対応する。


「FRB金融政策」記事一覧