【ワシントン=大隅隆】米連邦準備理事会(FRB)は7日、一般企業の短期資金の調達手段であるコマーシャルペーパー(CP)を購入する制度を創設すると発表した。来年4月末までの臨時措置。金融危機で金融市場が収縮し、資金調達が困難な企業が増えているため。中央銀行が、一般企業の資金繰りを直接支援する異例の措置となる。
購入対象となるのは3カ月物のドル建てCPや資産担保CP。FRBは購入のための特別目的機関(SPV)を新たに設立。SPVが発行企業から直接に購入する。無担保のCPの場合、企業から一定の手数料を徴収する方向だ。購入規模の総額は明示していないが、発行企業当たりの購入額には一定の限度を設ける。