日米欧の主要中央銀行は米金融危機のあおりで民間金融機関が資金をとれなくなるのを防ぐため、外貨建ての資産を担保に資金供給する新制度の検討に入った。各中銀は原則として自国通貨建ての資産しか担保として認めておらず、外資系金融機関は中銀からの資金調達が難しくなっている。日米欧は自国市場にドル資金を供給する緊急対策を発動したが、金融不安の長期化に備え追加策を準備する。
導入を協議しているのは日銀や米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、英イングランド銀行など主要6中銀。6中銀は18日、米リーマン・ブラザーズの経営破綻による金融危機に対応するため、ドル資金1800億ドル(約19兆円)を各国市場に直接供給する協調策を発表した。