米著名コラムニスト、ロバート・ノバク氏は16日付の米紙ワシントン・ポストで、バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長に近い筋の話として、議長が利上げに踏み切る計画はないとの見方を示した。バーナンキ議長はインフレ圧力よりも、原油価格の高騰などを受けた世界経済の減速を懸念しているという。
原油など商品価格の急上昇を受けて、バーナンキ議長をはじめとするFRB幹部が物価上昇について言及することが目立つようになっている。実際、金利先物などはFRBによる利上げを織り込む動きを見せているが、ノバク氏は「FRBがインフレ抑制へ金利を引き上げるとの見方は間違い」などと指摘した。(ニューヨーク=山下茂行)