■ カネボウ粉飾決算

(3/27)カネボウ粉飾決算事件で元社長らに有罪判決・東京地裁

 カネボウの粉飾決算事件で、2003年3月期までの2年間の連結決算をそれぞれ約800億円粉飾したとして、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪に問われた元社長、帆足隆被告(70)らの判決公判が27日、東京地裁であった。

 渡辺英敬裁判長は「我が国有数の企業の最高責任者が公認会計士をも巻き込み、率先して行った組織的犯行で、投資家の利益や証券取引の公正をないがしろにした」と述べ、同被告に懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 同罪に問われた元副社長、宮原卓被告(64)は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)とした。両被告とも控訴しない方針。

 判決は同社の会計監査を担当した中央青山監査法人の元代表社員、佐藤邦昭被告(63)ら公認会計士3人=同法違反罪で起訴=の共謀も認定した。佐藤被告らの初公判は30日に開かれる。


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