4月に始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に伴う保険料の年金天引きで、139の市区町村が保険料の徴収金額を間違ったり、保険料の免除者から誤って徴収したりしたことが日本経済新聞の調べで分かった。本人の手元に届いていない保険証が2万枚以上残っていることも判明。厚生労働省は4月に続き5月も患者が旧保険証や免許証などで受診できるよう、医療機関に要請する。
日本経済新聞が新制度運営のために全国の都道府県単位でつくられた広域連合を取材し、集計した。4月15日の保険料の年金天引きで、徴収ミスをした市町村は139だった。15日時点の本紙調査に比べ2倍以上に増えた。実態はさらに多いとみられる。