福田康夫首相は14日午前、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の保険証が一部加入者に届いていない問題について「不手際がある」と政府の責任を認めたうえで「(制度自体の説明も含めて)いささかの不安も与えてはならないが、そういうことをしてなかった。まずかったなと反省している」と陳謝した。
東京都世田谷区の国立成育医療センターを視察した後、記者団に語った。同時に「高齢者の方々の今の医療を支える必要性から始まった。定着させなければいけない」と新たな制度への理解を求めた。
後期高齢者医療制度では加入者の年金から保険料が天引きされる仕組みになっている。初の天引きが15日に始まるが、制度の内容について加入者への周知が不足しているうえ、加入者の0.5%にあたる約6万3000人の保険証が届いていない問題が起きた。