厚生労働省は11日、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の新たな保険証が届いていない高齢者が9日時点で約6万3000人いると発表した。保険証を受け取るはずの高齢者(1300万人)の0.5%に相当する。閣議後に記者会見した舛添要一厚労相は「早急に改善するようにさらに努力する」と述べた。
未着の件数を都道府県別にみると、大阪府が最多の1万4650件。愛知県の8713件、宮城県の3238件がこれに続いた。厚労相は「自治体の準備が遅れていた。指導を徹底すべきだった」と述べ、準備が不十分だったとの認識を示した。
新しい保険証は4月導入の新制度に間に合うように、都道府県単位の運営主体である広域連合が市町村を通じて75歳以上の高齢者に送付するはずだった。