オバマ米新政権誕生

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(5/17)オバマ米大統領、中絶論争「開かれた心で」

 【ワシントン=米山雄介】オバマ米大統領は17日、カトリック系のノートルダム大学(インディアナ州)の卒業式で演説し、妊娠中絶の是非を巡る政治・社会的対立について「共存の道を見つけなければならない」と指摘、支持派と反対派の双方が「開かれた心で対話を重ねなければならない」と訴えた。

 大統領は「妊娠中絶を考える女性の数を減らすことが重要だ」と強調。具体的には「養子縁組の制度を整えたり、出産した女性への援助を増やしたりすることが大切だ」と語った。

 大統領は妊娠中絶の権利を基本的に支持。ヒトの受精卵を使う胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究への公的助成も解禁した。一方、同大は倫理上、中絶やES細胞研究に反対の立場。大統領の招待には学内で激しい反発があり、同日も抗議行動が繰り広げられた。

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