オバマ米新政権誕生

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(5/7)米大統領、4年で赤字半減を改めて強調 予算教書の詳細発表

 【ワシントン=大隅隆】オバマ米大統領は7日、10月から始まる2010会計年度の予算教書の詳細を発表した。国防費を軸に170億ドル(約1兆6800億円)の歳出を削減するものの、歳出総額は3兆4000億―3兆5000億ドル程度、財政赤字は1兆ドルを超す見通しだ。

 大統領は発表に合わせて演説し、「4年の大統領の任期終了までに財政赤字を半減する」とあらためて強調。不要な歳出の削減に議会の理解を求めた。

 7日に発表したのは予算教書のうち省庁別の詳細と170億ドルの歳出削減の内訳。予算の全体像や中長期の経済財政見通しは週明けに公表する見通し。これを受け省庁予算を巡り政府と議会の折衝が本格化する。

 個別予算では、金融安定化法の公的資金枠(現行7000億ドル)拡大への備えとして2月の予算方針に盛り込んだ2500億ドルは、そのまま維持している。

 歳出削減は国防費で半分を実現。幼児の早期教育支援など計121項目で予算を削減・廃止した。ただ削減額は赤字額と比べわずか。予算には医療保険拡充などを盛り込んでおり財政赤字は高水準で推移する。

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