オバマ米新政権誕生

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(2/19)米加首脳、保護貿易反対で一致 「バイアメリカン」協議

 【オタワ=弟子丸幸子】オバマ米大統領は19日、初外遊先となったカナダの首都オタワで同国ハーパー首相と会談し、保護貿易反対で原則一致した。大統領は米景気対策法の「バイアメリカン条項」について、世界貿易機関(WTO)などの国際的な通商ルールと調和させていく方針を明示。一方、北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しに言及し、労働者と環境の保護条項を本協定に格上げしたい意向を明らかにした。雇用確保などを狙っているとみられる。

 17日成立した米景気対策法は公共事業で米国製品の優先購入を義務づける「バイアメリカン条項」が盛り込まれた。カナダは同条項によって自国製品が米市場から締め出される事態を警戒している。これに対して大統領は「(同条項が)保護主義のシグナルを送らないよう注意しなければならない」と強調した。

 同条項については景気対策法の審議過程で国際協定の順守を明記する内容で修正されたが、運用基準にあいまいさが残っている。

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