(9/2)総務省、公民権停止で社民・羽熊氏を比例名簿から抹消
中央選挙管理会は2日、衆院選の比例中国ブロックで社民党から単独5位で立候補していた羽熊直行氏を比例代表名簿から抹消したと発表した。同氏が公職選挙法違反により、公民権を停止されていたことが明らかになったためだ。
中央選管によると、羽熊氏は「詐偽投票」を規定した公選法237条に違反。2004年に10万円の罰金刑が確定し、5年間の公民権停止処分を受けている。同氏の本籍地と住所地に犯罪歴を照会したことで明らかになった。選挙公示後に公民権を持たないとの理由で候補者名簿から氏名を抹消されたのは現行選挙制度が導入された1996年以来初めて。