NIKKEI WOMAN'S CAREER vol2 記者 若狭 美緒

結婚・出産後も、キャリアが制限されない。忙しい日々の中にこそやりがいがあります。

現在の仕事について

日経MJ(流通新聞)の1面や最終面の企画特集を担当しています。MJの1面と最終面は1ページ丸ごと使った特集記事が売り。企画のテーマによって企業の担当者や大学の先生などの識者、街頭の声などさまざまな方を取材しながら、紙面の構成を考え、記事を書いていきます。取材をするなかで次の企画になるネタを拾ったり、アイデアを練ったりするのも大切。会議でデスクや他の記者と議論してまた新しい特集が走り出します。

子育てをする上で利用した制度について

利用した制度は産前産後休暇、育児休業、看護休暇です。育児休業は子どもが1歳1カ月までとりました。現在、認可保育園に通園させていますが、入園を待機しているあいだは日本経済新聞社が法人会員となっている託児所に預けていました。

日本経済新聞社で女性が長く働ける理由

結婚や出産をしても、そのことでキャリアが制限されることはほとんどないところ。子どもを育てながら朝回り、夜回りをするようなニュース担当や、海外支局への赴任などをする女性記者もいます。制度も充実していますし、女性が子どもを産み育てながら記者を続けることへの理解もあります。ただそんな女性記者の数も全体の中ではまだ一握りなので、そうした制度をうまく活用して、仕事と育児をどう両立していけばいいかというケーススタディーはまだ十分ではないかもしれません。会社も女性がキャリアを重ねていくための環境づくりにさらに力を入れようとしているところです。

仕事と育児を両立する上で心がけていること

なるべく前倒しで取材や執筆をして、不測の事態(子どもは熱などの緊急事態だけでなく、機嫌が悪い、夜寝ない、夜泣きなどで世話に予想外に時間をとられることのオンパレード)で業務が滞らないよう備えています。周囲でうまく両立している記者を含めて考えると、実家の両親の近くに住んだり、ベビーシッターを併用したりして保育園でカバーできない夜間や休日、子どもが病気のときなどの保育体制を確立、また保育園の送りと迎え、食事を作る・食べさせる・片付けるなど作業を細かく分け、夫と協力しあうことで、うまく両立している方が多く見られます。

ある日の1日のスケジュール

7:30

起床。朝食を用意して子どもを起こす。食事の補助や着替え、トイレ、検温と保育園連絡帳記入など子どもの出かける準備をしながら自分も身支度

8:30

保育園に出発。晴れの日は自転車、雨の日はバスで向かいます

10:00

出社。社外で取材や、会社で記事執筆、電話取材などの業務を行う

12:00

昼食もさまざま。取材先と食べたり、コンビニで買って会社の自席で仕事をしながら済ませたり。立て込んでいる日は夕方になって食べ忘れていることに気付くことも

13:00

取材など

15:00

「大刷り」(記事に見出しが付いて写真などとレイアウトされた、実際の紙面イメージ)が出てきたら内容のチェック。企画の打ち合わせや資料の読み込みなど、出産前は紙面制作などが落ち着く夜にしていた細かな仕事も業務時間(子どもが保育園にいてくれる時間)に済ませる必要があるので慌ただしい

19:00

業務を切り上げ保育園にお迎え。退社がぎりぎりになってタクシーを飛ばすことも

20:00

夕食の支度。食事は基本的に手作り

21:00

子どもと一緒に入浴。着替え、歯磨きも一騒動で、その後の寝かしつけで自分が寝てしまわないようにするのが一苦労です。
翌日の朝食や保育園のしたく、仕事の準備などをして過ごす

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