記者

本池 英人 東京・編集局 運動部 2001年入社
※所属部局は取材時点のものです。

スポーツの中にある物語を徹底した取材で描写していく。

冷静な分析と熱い感動を忘れずに、
五輪の熱戦を伝える。

 運動部でスポーツ関連の記事を執筆しています。試合の模様や選手の表情を伝えるだけでなく、スポーツビジネスの切り口で記事を書くことも多いのは、日経のスポーツ記者ならではの面白さです。一つの試合をどう伝えるか。どんな企画記事を掲載するか。そうした記事の方向性について、一人ひとりの記者にかなりの裁量が与えられているのも日経ならではの魅力かもしれません。
 2016年8月に開催されたリオデジャネイロ五輪は現地で柔道とレスリングを取材し、選手が与えてくれた感動を読者に伝えました。五輪の記事を書くには、代表選手となるまでの争いや選手の個性、努力を知らずして書くことはできません。何年も前から取材を続け、私自身、緊張とプレッシャーでリオ五輪を迎えました。〝大一番〟を迎えるという意味では、選手と似た感覚だったかもしれません。
 メダルラッシュの中で一番記憶に残っているのは、女子レスリングの伊調馨選手が試合終了3秒前の逆転劇で手にした金メダル。最後の最後まで結果が読めない状況で、頭の中では勝った場合と負けた場合の記事を考えながら、目の前で繰り広げられる接戦を見守りました。
 スポーツ記事は記者として冷静に試合の展開を描写するだけでなく、観客として感じた感動や驚き、興奮を伝えることが大切です。それがうまくかみ合ったときに、読者の心に届く記事が生まれると思っています。どんなに強い選手であっても「絶対」がないのがスポーツの世界。体調やプレッシャー、一つのミスで試合の流れが変わることもあります。勝ったときの喜び、負けたときの悔しさ、五輪だからこそあふれ出る感情。1人の観客として心動かされた瞬間を試合会場と同じ温度感で読者に伝えたい。この感動と興奮をどうすれば伝えられるだろう。そんな自問自答を繰り返しながら五輪の取材に臨みました。多くのメダリストたちの物語を自分の視点で表現できる喜びと同時に、その重みを感じた貴重な経験でした。

人にスポットライトを当てた、スポーツ報道を。

 スポーツ報道の本質は「人を表現する」ことです。選手に関するデータはインターネットを通じて手に入りますが、やはり選手やコーチなど人を徹底的に取材し、人に焦点を当ててスポーツを伝えていくことを忘れてはいけない。選手やサポートする関係者、観客を含めて、これほどストレートに喜怒哀楽が表現される取材分野はほかにありません。
 一つ一つのプレーや試合の裏側には、結果や技術だけでは語れない物語があります。だからこそ、広い視野と深い取材で一人ひとりの選手にスポットライトを当てた人間ドラマを描写していきたい。スポーツの素晴らしさを一人でも多くの読者に伝えていきたい。それが私に課せられた使命だと思っています。

とある日のスケジュール

6:30

起床

8:30

子どもを幼稚園へ送った後、自宅で取材先からのメールなどをチェック

10:30

丸川珠代・東京五輪担当大臣の記者会見を取材

15:30

レスリング日本代表の強化合宿を取材

19:00

会社に戻り記事を執筆し、紙面を確認

22:00

帰宅

週末の柔道やレスリングなどの試合を取材する日は朝から夕方まで取材し、試合会場で記事を執筆し、紙面をチェック。試合会場から直帰するケースが多いです。

入社からのキャリア

2001年入社
東京・編集局商品部
2002年
東京・編集局整理部
2005年
東京・編集局運動部
2009年
大阪・編集局社会部運動グループ
2012年
東京・編集局運動部
記者
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