記者

小髙 顕 東京・編集局 写真部 2013年入社
※所属部局は取材時点のものです。

自分の企画を通じて、社会が動きだす。そんな感動がここにはあります。

写真というフィルターを通じてあらゆる瞬間を切り取る仕事。
現場で人々が何を感じたのかを伝えたい。

 私の前職は証券マン。当時、経済や社会の情報を得るために、日本経済新聞の購読を欠かすことはありませんでした。世の中の「先」を読み解く重要な情報を発信するメディアで、自分も何かを発信したい、と考えて転職を決意しました。学生時代に親しんだ写真というフィルターを通じて、あらゆる瞬間を切り取ることを仕事としています。一昨年、埼玉県で発生した竜巻被害を取材しました。現場に着くとそこには想像以上の被害が広がっていました。電柱はなぎ倒され家屋は損壊。途方にくれる住民の姿を前にして、現状を受け止めて世の中にどう伝えるのか、報道の意味を考えさせられました。
 現場で常に意識するのは「変わる環境・変わらぬ基本」という言葉です。取材現場は、ほんとうに様々。事件が起きれば現場に急行し、政治が動けば国会に向かい、消費動向に動きがあれば百貨店の売り場へ、大きなスポーツの大会があればスタジアムや球場へと足を運んで取材します。そのときに必要なのは、豊富な知識と、想像力です。特に急な会見や事件などは、その事実や真意を理解せずに取材すると、一瞬のシャッターチャンスを逃しかねません。また報道写真はいち早く読者に届ける事ではじめて価値が生まれます。変化し続ける現場で、迫る締め切りと勝負しながら、読者に何を伝えるべきかを考えて、1枚の写真で表現します。チャンスは一度きりしかないのですが、その緊張感を楽しんでいます。

連載コラムならではの社会的意義を追い求めて。

 若手が最前線で活躍するためのチャンスを与える。これが日本経済新聞社の社風だと思います。そう感じるのも、入社2年目で週に一度の朝刊連載コラム「心・技・体」を担当したことです。このコラムはスポーツを通じて、子どもたちが何を感じて、どう成長していくのかをテーマにしています。これまでに様々なスポーツを取材してきました。
 昨年の秋に障害者野球の日本代表合宿を取り上げた時、大きな反響に驚きました。選手がひた向きに練習する姿を記事にし、さらに日経電子版の「撮っておきphoto」という写真コラムにも掲載したところ、他のメディアでも取り上げられました。「あなたが世界大会前に取材をしてくれたことで、多くの方にこのスポーツの魅力を知ってもらう事ができた。ありがとう」といった声を大会終了後にいただきました。記者としてこれほどうれしい言葉はありません。取材後のこうした繋がりがこの仕事にやりがいを感じる瞬間です。自分が取り上げたことによって、社会が動きだす。言葉では伝えられないことを写真で読者に届ける。世の中への関心を少しでも喚起する役割を果たせるよう、責任感を持って、これからもシャッターを切り続けていきたいと思います。

とある日のスケジュール

9:30

出社。各紙の記事をチェックして、 本日の取材の予定を確認

10:30

首都高でバスが横転したという一報を受けて現場に急行。夕刊用の締め切りを意識して撮影を開始。現場から写真を送信

13:00

昼食

14:00

日銀総裁会見。電子版速報用に現場から送信

16:00

両国国技館に向かい大相撲取材。注目の取り組みを朝刊用に送信

18:00

帰社。取材した写真を整理

21:00

退社

入社からのキャリア

2013年入社
東京・編集局写真デザインセンター写真部(現・写真・映像センター写真部)
記者
  • 高橋そら
  • 山田 彩未
  • 黒瀬泰斗
  • 濱 美佐
  • 森下 寛繁
  • 村田篤史
  • 渡辺 直樹
  • 生川 暁
  • 佐竹実
  • 本池 英人
  • 伊藤 学
  • 小高 顕
  • 三上 秀和
営業・企画
  • 星 貴大
  • 黒澤 幸太郎
  • 木暮 浩孝
  • 小野寺 渉
  • 藤枝 朋久
  • 山岸 丈子
  • 当广 千晶
  • 中元 健児
  • 有國 優人
  • ぐし宮城 綾子
デジタル
  • 中村 景
  • 福澤由華
  • 西岡宗一郎
情報インフラ・新聞製作システム
  • 岡本 哲也
  • 印藤 祐介
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