記者

生川 暁 東京・編集局 科学技術部 2005年入社
※所属部局は取材時点のものです。

一人でも多くの人に、これからの社会のあり方を考えるきっかけをつくる。それが私の使命だと思う。

原発事故を2度と起こさないために
私に何ができるのだろうか。

 私は2014年から科学技術部で、原発問題を担当しています。主に、福島第1原子力発電所事故後に発足した原子力規制委員会という組織を取材しています。この組織は未曾有の被害を及ぼした原発事故の反省を教訓として発足した原発の安全性を監視する「番人」ともいうべき存在。ここで全国の原発の安全対策などについて審査がされています。その現場で「安全性の基準は本当に大丈夫か」といった質問を投げかけて取材し、記事を書くことが私の仕事です。この事故の取材を続けていると、福島第1原子力発電所で起きた事故を2度と起こしてはならない、そのためにいま私が記者としてできることは何だろう、と考えることが増えてきました。これまで日本では原発は安全だとされていましたが、事故後は一転し、危険な存在と捉えられるようになりました。どうして事故が起きるまで原発の安全性について慎重に考えなかったのか。「原発は安全」という幻想のもとで同じ過ちを繰り返さないために、現場の最前線に立ち、事実をくまなく伝えていく。それが今の仕事で果たすべき私の使命なのだと思っています。

事実を正しく伝えること。
それが原発問題に向き合う、私のスタンスです。

 日本が今後、原発をどう扱うかは国の将来を左右する問題です。脱原発を主張する人がいる一方で、原発を維持すべきだという意見もあります。国論を二分するような難しい選択だけに、報道する側の責任は非常に大きいものがあります。記事を書くときに心がけているのは、私個人の想いや考えより、とにかく事実をありのまま、正しく伝えることです。
「いま原発を巡って何が起きているか」を読者に知ってもらうことが何よりも大切だと思います。現在も避難生活を強いられている方がたくさんいます。原発の問題は、社会全体で真剣に考えなければならない課題です。記事を通じて一人でも多くの読者がこの問題に関心を持ち、考えるきっかけを作っていけるよう、今日も走り続けます。

とある日のスケジュール

7:00

起床、ニュースと新聞をチェック

9:30

出社、メールや予定を確認

10:30

原子力規制委員会の会合を取材

13:00

昼食

14:30

原子力規制委員会の記者会見を取材

16:30

大学教授の取材

18:00

電話での問い合わせ、翌日の朝刊記事の執筆

21:00

担当デスクとのやりとりを行いつつ、自身の書いた記事の確認

23:30

帰宅。就寝

入社からのキャリア

2005年入社
東京・編集局商品部
2007年
東京・編集局科学技術部
2010年
大阪・編集局経済部
2014年
東京・編集局科学技術部
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