記者

村田 篤史 東京・編集局 社会部 2006年入社
※所属部局は取材時点のものです。

移動販売の夫婦を追った。日本の高齢化・過疎化問題が浮かび上がってきた。

読者にわかりやすく現場を伝える
自覚と責任を胸に。

 私は社会部の中で「遊軍」記者をしています。「遊軍」は、状況に応じて臨機応変に活動する、いわば “何でも屋”。災害から国会議員の不祥事、暮らしに直結する問題まで、社会に与える影響の大きい事案が生じた時に、ヨーイドンで取材する“瞬発力”が求められます。また、遊軍記者は、警視庁や裁判所などの記者クラブには詰めていませんが、一人ひとり取材テーマを持っています。私は2014年4〜9月までの間、解禁議論が熱を帯びている「カジノ問題」を取り扱っていました。社会部の面白いところは、人に光を当てるところです。たとえば法案審議の行方やカジノ議連の動向も気にしながら、私は日本に先駆けてカジノを解禁したシンガポールに渡り、現地の人に話を聞くわけです。取材ではカジノ解禁後に生じた街や人の変化を通して、カジノを付設する統合型リゾートが持つメリット・デメリットをつまびらかにし、カジノ解禁後の日本にどんな未来が待ち受けているのかを読者にイメージしてもらうことに主眼を置きました。現場を取材し、ギャンブル依存症や青少年への影響といった問題点をわかりやすく読者に伝える。私が社会部の記者になりたかったのは、現場や人により近づける仕事だったからです。

人に光を当て、現代社会が内包する課題を浮き彫りにしていく。

 もうひとつ、私が担当しているのは日曜朝刊の社会面に連載しているコラム『結び人(むすびびと)』です。これは「人と人、地域のつながりはたくさんの人の人生を豊かにする」と信じて生きる、市井の人々を紹介する企画です。第1回目は、群馬県の山間部にある南牧村で30年以上にわたり食材の移動販売を続ける安藤さんご夫妻に登場していただきました。南牧村は総人口約2,270人の6割弱が65歳以上という、2010年の国勢調査で市町村単位の高齢化率が日本一だった村です。ご夫妻にスポットを当てた理由は、当初、脱サラではじめた移動販売が、
いつの間にか南牧村で暮らすお年寄りに欠かせない買い物とおしゃべりの拠点になっていることに注目したからです。ご夫妻は「自分たちがやめたら食べることに不自由する人がいる」と身体の続く限り頑張ると言います。単に“こういう人たちがいる”“こういう人生がある”ことを知ってもらうだけでいい。でも、できればご夫妻の生き方を通して、現代社会が抱える「高齢化」「過疎化」「買い物弱者」といった問題に一人でも多くの人が関心を持てるようなコラムにしていきたい。社会部の記者でよかったと思える瞬間です。

入社からのキャリア

2006年入社
東京・編集局消費産業部(現・企業報道部)
2007年
東京・編集局社会部
2011年
名古屋支社編集部
2014年
東京・編集局社会部
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