記者

髙橋 そら 東京・編集局 経済部 2014年入社
※所属部局は取材時点のものです。

事実をわかりやすく、速く伝えたい。新人でありながらも、プロとして、福祉制度の大変革を追う。

抜本的な子育て制度の変革。
その最前線に私はいる。

 入社後、厚生労働省の記者クラブに所属し、主に児童福祉、子育て支援、保育行政、男女雇用機会均等政策などを所管する雇用均等・児童家庭局を担当しています。ちょうど今、保育や子育てに関連する政策は大きな転換期にあります。これまで幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省と担当する管轄が分かれていたのですが、2015年4月に「子ども・子育て支援新制度」を立ち上げて領域を統合し、乳幼児期の教育・保育の総合的な提供や、待機児童の解消を目指していこうとしているのです。抜本的な変革に向けて、これから大詰めの協議に入っていく中で、そこで起こる様々な事象を見逃さないように気をつけています。大事にしているのは、自分にしかない視点を持つこと。取材も執筆もまだ先輩のようにはいきませんが、自分の発信する情報が少しでも同じ世代の働く女性の役に立てばいい。様々な業界・企業・関係者の意見が交錯するこの変革の中で、自分の視点を持って臨むことは「この制度は誰のために、何のためにあるのか」を周囲の意見に流されることなく考える軸となります。当事者意識を持ちながら、冷静に、これからも現場に臨みたいと思います。

第一次情報に当たる。それが私のスタンスです。

 私が取材をするときに心がけていることは、“第一次情報”に当たることです。ネットや書物でも情報を得ることはできますが、「今そこで起きていること」を知るため、直接、担当者にお会いしたり、電話で丁寧に確認することを基本スタンスにしています。もちろん失敗もあります。自分ではちゃんと取材したつもりでも後で「もっとこう書いてほしかった」と指摘されることも。相手にも立場がありますから、こちらが知りたい大事な情報を教えてもらえず悔しい思いをしたことも一度や二度ではありません。それでも、諦めずに地道な聞き取りを続けて得た成果があります。2014年7月の「待機児童、1年で1割減」という1面トップ記事です。これは1カ月かけて106の自治体に電話とメールで、待機児童についての実態を取材したものが形になりました。話を聞くうちに、待機児童が減らない自治体は株式会社の参入が少なかったり、土地代が高くて保育所がなかなか増やせなかったりすることがわかってきました。記事が載ったときはうれしかったですね。いつも自分の記事を保存する習慣はないのですが、その日の朝刊だけは実家の机に大事にとってあります。読者からも、「自分の住んでいる区の実態がわかってよかった」と反応をいただくことができました。待機児童は、いずれ厚生労働省が数字を公表するとはいえ、役所の発表だけでは各市町村がどのような対策を考えているのかをきめ細かく理解することは難しい。事実をわかりやすく、かつ速く伝えること。そこにこの仕事の価値があると思っています。

とある日のスケジュール

午前中

記者クラブに出社し、厚生労働省の中で取材。おもに担当している子育て政策関連の課に顔を出します。
そのほか、社会保障政策の方向性を専門家と厚労省で決める審議会や検討会を傍聴。
審議会には、子育て政策以外にも医療、介護、年金、労働などの分野があり、勉強になります。

午後

午前の業務を引き継ぎつつ、アポイントをとって省外の民間企業や調査機関、政治家などに取材に行くことも。

夕方~夜

取材したことをもとに原稿を書きます。

入社からのキャリア

2014年入社
東京・編集局経済部
記者
  • 高橋そら
  • 山田 彩未
  • 黒瀬泰斗
  • 濱 美佐
  • 森下 寛繁
  • 村田篤史
  • 渡辺 直樹
  • 生川 暁
  • 佐竹実
  • 本池 英人
  • 伊藤 学
  • 小高 顕
  • 三上 秀和
営業・企画
  • 星 貴大
  • 黒澤 幸太郎
  • 木暮 浩孝
  • 小野寺 渉
  • 藤枝 朋久
  • 山岸 丈子
  • 当广 千晶
  • 中元 健児
  • 有國 優人
  • ぐし宮城 綾子
デジタル
  • 中村 景
  • 福澤由華
  • 西岡宗一郎
情報インフラ・新聞製作システム
  • 岡本 哲也
  • 印藤 祐介
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