人事が語る、「求める人材」
※所属と肩書きは2018年2月時点のものです
先輩社員として、どんな後輩と出会いたいのか。どのような点を面接で見ているのか。日経で働く魅力とは。採用グループの4人がざっくばらんに語り合いました。(司会は堤和彦人事・労務部長)
どんな後輩と出会いたい?

岩本私は2015年春までずっと記者をしていました。その経験をベースに話すと、記者職志望の学生なら「取材したい」「伝えたい」ことが純粋に好きだという人に出会いたいと思いますね。

僕もそう思うな。他の職種も含めるとどうだろう?

岩本ちょっとありきたりな表現になってしまいますが、全職種に共通して言えるのはフットワークが軽いことです。軽率な行動では困りますが……(笑)。これは仕事をしていてつくづく感じることですが、フットワーク軽く動ける人は頼もしいですね。机に座ってインターネットで調べて知ったつもりになるのではなく、自分の足で動いて、取材先を開拓したり、仕事を見つけてきたりする。そんな人に日経で働いてほしいですね。

確かに。たとえばニュースを見ているときに、ふーんと、ひとごとのようにしか思えない人は、あんまり向いていないかもしれないね。「何でそんな事件が起きているのか」「この出来事の背景には何があるんだろう」と思える好奇心がフットワークの良さにもつながるんだろうね。

石川それは私も思います。やっぱり受け身で仕事するよりも、自分が主体的になって行動できる人と一緒に働きたいなって思いますね。忙しいとついつい仕事に追われてしまうけど、そんな中でも仕事をただこなすだけの人と、前向きにその先を考えながら主体的に動ける人は、やっぱり結果に差が出てくるものです。田摩さんはどう思いますか?

田摩職種にかかわらず「メディアに関わる一員として、使命感と責任感をもって仕事ができる人」かな。ちょっと堅苦しいように思われるかもしれませんが、常に理想のメディア、ジャーナリズムを模索し、挑戦していくにはこのマインドが不可欠だと思います。

田邊フレッシュな意見を次々と出す人も素敵だと思います。業務に慣れてくると、淡々と業務をこなしがちです。そんなとき、横で、ずばっと意見をだしてくれると、業務の見直しなどにつながります。あと、やっぱり、元気な人と働きたいです。どんな仕事でも結局は、体力と気力がとても大事ですので。ときには、愚痴や悩みを分かちあいながら、前向きな気持ちで働きたいですね。

新入社員の提案がそのまま100%受け入れられることは少ないかもしれないけど、若手の意見を大事にする雰囲気は多くの職場に共通しているんじゃないかな。もちろん、自信過剰な姿勢だと困るけどね(笑)。かつて先輩から「謙虚であれ。謙虚な人は40代、50代になっても成長する」と教えられた。大事にしたい言葉だね。

岩本若手でも仕事を任せてもらえる裁量が大きいと思いますね。

そうだね。しっかり努力して、かつ情熱を持って「これがやりたいんだ」と言えば、「じゃあやってみろ」と上司も言ってくれる。挑戦する雰囲気が日経には根付いている気がします。

田摩コミュニケーション能力が高い人というのも魅力ですね。何をもって「コミュニケーション能力」とするのかは難しいですが、一つは相手にストレスを感じさせないことかもしれません。これが簡単なようで、案外難しい。報道機関である日経では取材先や取引先との関係構築など、コミュニケーションが非常に重要になってきます。

面接で見ている点とは?

田摩志望動機やエントリーシートの記載内容について、考え方の深さや関心の幅の広さ、論理性、情熱や思いなどを総合的にみています。自己分析がしっかりできている人は、面接に対して自然体で臨め、多様な質問にも柔軟に答えられているように感じます。

ある分野についてはものすごく深く知っているけど、別の分野には全く関心がないという人はもったいないなあ、と思うよね。どれだけメディアの形が変わったとしても、「世の中で起きていることは何でも見てみたい」「それを世の中に伝えたい」というのがジャーナリストの行動原理。だから面接では全然違う角度からの質問をしたりすることもある。

岩本世の中で起きている様々な出来事に興味を持つことは必要ですよね。先ほども話したフットワークの軽さとも通じる話ですが、活動的な人かどうかもみています。興味を持ったことに対して、どのように動くのかを知りたい。その現場に行ってみたのか。そこで何を感じたのか。そういった話をどんどん聞きたいですね。

より深くその人のことを知るためにも、いろんな話をしたいよね。やっぱり面接はキャッチボールだから。学生のみなさんはきっちり準備して面接に臨んでくれていますが、僕らが知りたいのは用意してきた言葉の先にあるその人の個性。初対面なのでエントリーシートに書いてあることから話が始まりますが、その出来事の背景にある自分の思いや行動などは存分に語ってもらいたいと思います。自分をよく見せようなどと思わずに、会話を楽しんで、自分を素直に表現してほしいと思います。

日経で働く魅力とは?

田邊数ある新聞社の中で、最先端のITを活用する「テクノロジー・メディア」を目指しているのは日経だけではないでしょうか。 2010年に創刊した日経電子版のほかにもたくさんのデジタルサービスが日経にはあります。もちろん日経グループの一員となったフィナンシャル・タイムズと共同開発したサービスもあります。テクノロジーとメディアが融合した面白い瞬間を体感できるのはとてもワクワクしますし、これは日経で働く大きな魅力の一つですよね。

田摩新聞社としての使命をこれからも大事にしていきながら、世界のメディアの一員となるべく、貪欲に挑戦できるフィールドがあるというところも魅力です。それは記者、デジタル、営業部門にかかわらず、どの部局でもそのフィールドは広がっています。

岩本東京や海外といった場所で若いうちから働けるのも日経ならではの特徴です。記者の一番の醍醐味は大きなニュース、歴史が変わろうとする瞬間に立ち会えることだと思います。それを若いうちから味わえる環境が用意されているのは、自分の経験を振り返ってもよかったですね。学生のみなさんから「希望の部署に行けますか」という質問をよく受けますが、希望をかなえるために大事なことは配属となった部署の仕事に一生懸命取り組み、希望を訴え続けることです。

石川社員を大事にする会社であることも知ってほしいですね。例えば、結婚・出産を経た後の育児と仕事を両立させる制度は充実していますし、みんなで工夫して長期休暇も取る。仕事を精一杯頑張って、プライベートも充実させられるのはいい働き方だと思います。

田邊もう当たり前のことですが、出産しても辞める人がほとんどいない。周りを見ると、仕事と家庭を両立させている先輩がたくさんいます。子どものお迎えも旦那さんと協力してやっているという話もよく聞きます。

日経を志望するみなさんへ。

岩本学生のときに、たくさんの喜怒哀楽を経験してください。面接やエントリーシートを通じて、その体験をぜひ聞きたい。そんな人の話はやはり惹かれるものがあります。

田摩「日経でやりたいこと」があるのはもちろんですが、さらに「日経だからできること」「日経でしかできないこと」もみなさんなりに考えてもらえたらうれしいですね。それがあなた自身にとっての日経の魅力になるのではないでしょうか。

石川自分の経験から面接対策をアドバイスするとしたら、できるだけ年上の人と話す場を持っておくのがいいと思います。面接では自分の父親ぐらいの年齢の人と話すことが多い。そこで緊張して自分らしさを伝えられないのは、とてももったいない。だから積極的にOB・OG訪問をしたり、説明会などの機会に採用担当者に積極的に話しかけてみたりするなどして、年上の人と話す経験を積んでほしいなと思います。

田邊積極的に会社説明会などに参加し、自分なりに「入社したらどんなことをやりたいのか」をイメージしてみてください。「新聞社=とても忙しい」「日経=堅い、まじめ」といったイメージを持つ学生さんが多いですが、そうではない新しい日経を発見できると思います!

グローバル展開やデジタル事業の推進で変わることがあったとしても、やっぱり日経は報道機関です。中正公平な立場で正しい情報をいち早く伝え、読者の仕事や生活の役に立ちたい。そして私たちが伝えなければ、世の中に知られることのない事実を明らかにして問題提起したい、そう考える会社です。そういう使命感を、記者だけではなく、営業も、デジタルも、私たちのような管理部門も、すべての社員が持っています。みんなが報道機関の一員であるという自覚と認識を持ちながら、常に世の中の動きとともに仕事をしています。そういった仕事に誇りを持てる、やりがいを感じる人にやっぱり会いたいですね。同じ日なんて、1日たりともありません。毎日変化があって、非常に面白い刺激的なフィールドです。そういう人生を送りたい人は、ぜひ日経を志望してください。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

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