人事が語る、「求める人材」
※肩書きは2016年4月時点のものです
先輩社員として、どんな後輩と出会いたいのか。そのためにどのような点を、面接では見ているのか。日経で働く魅力とは。採用グループの4人がざっくばらんに語り合いました。
どんな後輩と出会いたいですか?

岩本私は記者出身ですが、記者職志望の学生なら「伝える」ことが純粋に好きだという人に出会いたいと思いますね。

僕もそう思うな。他の職種も含めるとどうだろう?

岩本ちょっとありきたりな表現になってしまいますが、フットワークが軽いことですね。これは仕事をしていてつくづく感じることですが、フットワークが軽く、行動できる人は頼もしく思えます。机に座ってインターネットで調べて知ったつもりになるのではなく、自分の足で動いて、取材先を開拓したり、仕事を見つけてきたりする。そんな人に日経で働いてほしいですね。

たしかに。例えばニュースを見ているときに、ふーんと、ひとごとのようにしか思えない人は、あんまり向いていないかもしれないね。「何でそんな事件が起きているのか」「この出来事の背景には何があるんだろう」と思える好奇心が、フットワークの良さにもつながるんだろうね。

石川それは私も思います。やっぱり受け身で仕事するよりも、自分が主体的になって行動できる人と一緒に働きたいなって思いますね。忙しいとついつい仕事に追われてしまうけど、そんな中でも仕事をただこなすだけの人と、前向きにその先を考えながら主体的に動ける人は、やっぱり結果に差が出てくるものです。杉山さんはどう思う?

杉山私が大事だなと思うのは、いい意味で自信を持っていてほしいと思いますね。同期や先輩をみていてもそうなのですが、大変な状況に陥ったとしても自信を失うことなく、一歩ずつ前に進んでその経験を積み重ねていこうとする人が日経には多いように思います。刺激を受けることが多いですね。

自信過剰だと困るけどね(笑)。かつて先輩から「謙虚であれ。謙虚な人は40代、50代になっても成長する」と教えられた。大事にしたい言葉だね。

岩本コミュニケーション能力が高い人というのも、魅力ですね。コミュニケーション能力はどの会社にも当てはまると思うのですが、報道機関である日経はそのニーズがより高い気がします。取材先との関係の構築もそうだし、取引先との関係もそう。一緒に仕事を進める仲間とのチームワークもとても大事ですから。

自分の事ばかりを積極的に伝える能力、とはちょっと違うんだよね。それだけで特ダネを引き出せるとは限らない。すぐに心を許してくれる人ばかりではないからね。相手の反応を見ながら、その人に合わせたコミュニケーションをとることが大事。人の話を聞ける人に出会いたいと思います。

面接ではどのような点をみていますか?

関心の幅の広さを見ます。ある分野についてはものすごく深く知っているけど、別の分野には全く関心がないという人はもったいないなあ、と思います。どれだけメディアの形が変わったとしても、「世の中で起きていることは何でも見てみたい」「それを世の中に伝えたい」というのがジャーナリストの行動原理。だから面接では全然違う角度からの質問をしたりすることもありますよ。野球の話をする学生に、いきなり政治の話を聞いてみたり。(笑)

岩本世の中で起きている様々な出来事に興味を持つことは必要ですね。先ほども話したフットワークの軽さとも通じる話ですが、活動的な人かどうかもみています。興味を持ったことに対して、どのように動くのかを知りたい。その現場に行ってみたのか。そこで何を感じたのか。そういった話をどんどん聞きたいですね。好奇心によってその人がどのように動くのかを知りたい。

より深くその人のことを知るためにも、いろんな話をしたいよね。やっぱり面接はキャッチボールだから。学生のみなさんはきっちり準備して面接に臨んでくれていますが、僕らが知りたいのは用意してきた言葉の先にあるその人の個性。初対面なのでエントリーシートに書いてあることから話が始まりますが、その出来事の背景にある自分の思いや行動などは存分に語ってもらいたいと思います。自分をよく見せようなどと思わずに、会話を楽しんで、自分を素直に表現してほしいと思います。

日経で働く魅力はどんな部分にあると思いますか?

杉山入社前に、若いうちから大きな仕事を任されて、いきなり現場で学んでこい!と言われると聞いたことがあったので、実はちゃんと育ててもらえないんじゃないかと、心配したこともありました(笑)。でも実際はそんなことはなく、フィードバックも丁寧に行ってもらえるし、きちんと育ててくれる環境でした。

新聞社にはどうしてもそういう荒っぽいイメージがあるかもしれないね。でも実は新入社員研修や若手を対象にした海外インターンシップなど教育制度がとても充実しているんだよね。

岩本東京や海外といった場所で若いうちから働けるのは非常に魅力的だと思います。記者の醍醐味は、大きなニュース、歴史が変わろうとする瞬間に立ち会えることなのだと思います。それを若いうちから味わえる環境が用意されているのは自分の経験からもよかったと思っています。学生のみなさんから「希望の部署に行けますか」という質問をよく受けますが、希望をかなえるために大事なことは配属となった部署の仕事に一生懸命取り組み、希望を訴え続けることです。

日経の魅力の一つはやりたいと思ったことを頭ごなしに否定する人がいない、ということかもしれません。たとえ新人であったとしても、こつこつと現場に足を運んで事実を掴んできたり、新しいことを積極的に取り入れる人は評価される。最前線で動いている人の意見をきちんと聞いてくれる風土があります。

岩本仕事を任せてもらう裁量が大きいと思いますね。

そうだね。しっかり努力して、かつ情熱を持って「これがやりたいんだ」と言えば、「じゃあやってみろ」と上司も言ってくれる。挑戦する雰囲気が日経には根付いている気がします。

石川社員を大事にする会社であることも知ってほしいですね。例えば、結婚・出産を経た後の育児と仕事を両立させる制度は充実していますし、みんなで工夫して長期休暇も取る。仕事を精一杯頑張って、プライベートも充実させられるのはいい働き方だと思います。

杉山子どもを産んでも辞める人がほとんどいない。周りを見ると、仕事と家庭を両立させている先輩がたくさんいます。子どものお迎えも旦那さんと協力してるよ、なんて話を聞くと羨ましいなって、思いますね(笑)。

日経を志望するみなさんへ。

岩本学生のときに、たくさんの喜怒哀楽を経験しておいてほしいと思います。面接やエントリーシートを通じて、その体験をぜひお聞きしたいと思っています。そんな人の話にはやはり興味を惹かれます。

石川自分の経験から面接対策をアドバイスするとしたら、できるだけ年上の人と話す場を持っておくのがいいと思います。面接では自分の父親ぐらいの年齢の人と話すことが多い。そこで緊張して自分らしさを伝えられないのは、とてももったいない。だから積極的にOB・OG訪問をしたり、もしくは説明会などの機会に採用担当者に積極的に話しかけるなどして、年上の人と話す経験を積んでほしいなと思います。

杉山私もOB・OG訪問を勧めたいと思います。ホームページやパンフレットに書いてあることだけで満足せずに、自分の足を使って会社のことを理解して、志望してほしいと思います。それから、私は就活はゴールではなく、あくまで人生の通過点だと思って臨んでいました。そう思えば気が楽でした。もっと先の、仕事を始めてからの自分の姿をイメージして、頑張ってほしいと思います。

グローバル展開やデジタル事業の推進で変わることがあったとしても、やっぱり日経は報道機関です。中正公平な立場で正しい情報をいち早く伝え、読者の仕事や生活の役に立ちたい。そして私たちが伝えなければ、世の中に知られることのない事実を明らかにして問題提起したい、そう考える会社です。そういう使命感を、記者だけではなく、営業も、デジタルも、私たちのような管理部門も、すべての社員が持っています。みんなが報道機関の一員であるという自覚と認識を持ちながら、常に世の中の動きとともに仕事をしています。そういった仕事に誇りを持てる、やりがいを感じる人にやっぱり会いたいですね。同じ日なんて、1日たりともありません。毎日変化があって、非常に面白い刺激的なフィールドです。そういう人生を送りたい人は、ぜひ日経を志望してください。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

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