COMPANY

圧倒的なクオリティを誇る
グローバルメディアに

代表取締役社長
岡田 直敏

いまジャーナリズムに求められる役割

世界はいま様々な不安に覆われ、混沌としています。米中摩擦の激化や民主化を巡り混乱が続く香港情勢、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る混迷――。我々が当たり前と考えていた自由で開放的な貿易体制や民主主義の秩序が揺らぎ、安全保障面の緊張も高まっています。太平洋戦争後70数年、これほど不安定な世界はなかったと言えるのではないでしょうか。

一方で「第4次産業革命」といわれるデジタル経済化の波が、企業活動や人々の暮らしを大きく変えつつあります。フェイクニュースが横行し、価値観が液状化するかのような不安定な世界。その中で何より大事なのは情報の確かさです。

あふれる情報の海から真実をすくいあげ、物事の背景や真相を突き詰めていくことがジャーナリストに求められています。日経は中正公平の社是のもと、基本理念である「自由で健全な市場経済の発展」の実現に向けて言論報道を続けています。今のように混沌とした時代だからこそ、私たちの役割は一段と重みを増しているのです。

日経が目指しているもの

我々の目標はシンプルです。デジタル時代をリードするクオリティとブランド力を持つメディアになること。そしてパートナーである英フィナンシャル・タイムズ(FT)とともに、グローバルに成長し続けるメディア・グループであること。合言葉はGlobal & Growthです。大きな夢に向かって着実に手は打っています。

創刊10年となる日経電子版は日本初の有料電子版ですが、デジタル購読数はおかげ様で72万に達し、デジタル報道の比重が格段に高まっています。有料購読者100万人に向けて電子版をモデルチェンジしていくほか、データ・ジャーナリズムや調査報道をさらに強化してコンテンツをさらに磨き上げていきます。

ブランド力の土台はなんといっても質が高く、信頼される報道です。これを実現するために日経が最も力を入れているのがすぐれた人材の採用と育成です。優秀な人材が入りたいと思えるような風通しの良い会社でなければ、いくら高い理想を掲げても実現するはずがありません。キャリア人材、海外人材をはじめ採用の多様化や実力主義の人事考課などを進めているほか、働き方改革を通じてライフワークバランスへの取り組みにも力を入れています。女性が結婚、出産、育児などライフステージを経ながら、キャリア・アップができるような仕組みを年々整備してきています。

私たちが求める人材

公益性の高い新聞社の社員に求められるのはまず、仕事に対して誠実であることです。英語でいうとintegrityです。責任感をもって仕事をする。世界と日本を見る上で必要な知識も求められます。日本社会は国際化が進み、日本企業の中にもたくさんの外国人が、経営幹部として活躍しています。FTなどの外国人社員と一緒に仕事をする場面も増えています。英語には限りませんが、語学力を磨く必要があります。

デジタル・ジャーナリズムを展開する日経がもうひとつ力を入れているのはエンジニアの採用です。「日経電子版」でグラフィックなど斬新な表現を可能にしたり、サービス機能を機動的に改善したりできる人材がますます必要になっています。研究開発の拠点として「日経イノベーション・ラボ」も設立し、先端的なメディア開発競争も加速しています。

日経は前身である「中外物価新報」が明治9年(1876年)に創刊されて以来、143年の歴史を刻んできた新聞社です。伝統の良い面は守りつつも、過去にとらわれず、グローバルとデジタルで生きていくメディアとなるために、新たな創業をするくらいの覚悟で臨んでいます。Global & Growthを通じ世界をリードするメディア・グループに――この目標に挑戦し、そして必ず実現したい。こうした高い理想に共感してくれる優秀なみなさんに、ぜひ仲間に加わっていただきたいと思います。