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1998年12月〜2012年3月の日経ゆとりDIをみると、「現在指数」が最も高かったのは2006年9月の−10.3で、06年は1月、3〜5月、8〜10月が−20より高い数値だった。07年も1〜7月が−20より高く、06年から07年夏にかけては、景気回復を背景にゆとり感がかなり改善した。「1年後指数」が最も高いのも06年3月の−9.3だった。
しかし、2008年夏ごろから現在指数の悪化が顕著になり、09年5月に−49.3と最低となった。1年後指数が最も低いのは09年3月の−46.4だった。
11年3月11日の東日本大震災の影響は、4月、5月の1年後指数の悪化したことにみられた。3月調査では震災前の回答の方が多いため影響は一部にとどまったが、4月の1年後指数は−36.1で、2月に比べ8.5ポイント低下した。現在指数も5月になって−36.1と2月に比べ4.9ポイント悪化した。ただ、いずれもその後、回復している。
日経ゆとりDIは、生活のゆとり感という側面から消費者心理を測定する指数で、2012年3月まで毎月、計159回算出。04年8月は未算出(調査時期の変更に伴い、この月は調査を実施していない)。「1年前に比べて現在、生活が楽になったかどうかの度合いを示す」現在指数と、「1年後、現在よりも生活が楽になるかどうかの度合いを示す」1年後指数の2系列を、首都圏30km圏に住む20〜69歳の男女を対象にした調査をもとに算出してきた。 |