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DVD(デジタル他用途ディスク)プレーヤーの保有状況を尋ねたところ、世帯保有率は59.7%とほぼ6割に達した。また、DVDプレーヤーを保有していない人に今後の購入意向を尋ねたところ、「1年以内に購入したい」と「2〜3年以内に購入したい」がともに11.8%で、合計23.6%とほぼ4人に1人が購入意向層といえる。
DVDソフトの入手方法は、「レンタル店や図書館から借りている」(レンタル)人が45.1%、「販売しているものを購入している」(セル)が42.8%と拮抗している。世帯主年代別に見ると、30代と60代で「セル」(47.8%と47.7%)が「レンタル」(44.9%と35.4%)を上回った。ファミリー層と高齢層が、セルDVDの核となる購買層のようだ。
好きなDVDソフトのジャンル(複数回答)を尋ねた質問で最も人気が高かったのは「外国映画」で、回答割合は83.5%にのぼった。次いで「日本映画」が39.8%。映画作品の全体の販売点数に占める割合が大きいという背景はあるものの、大多数の人にとってキラーコンテンツであるのは間違いない。ただ、映画を好む人では、外国映画ファンの方が日本映画ファンに比べソフト購入派の割合が大きく、日本映画のソフトが外国作品に比べていまだに価格が高いことが消費者行動に表れたようだ。3位は「アニメ」で27.7%と3割近い。4〜6位は「テレビドラマ」17.7%、「日本のロック・ポップス」15.6%、「ドキュメンタリー」10.9%の順で、7位以下はいずれも1割に満たなかった。
年代別に見ても、「外国映画」「日本映画」は各世代で人気が高い。これら以外では、30代で「アニメ」が39.5%と「日本映画」を抜いて2位だった点が目を引く。小さい子供のいる家庭では、繰り返し再生しても画質が劣化しない、頭出しが素早いといったDVDの利点を実感している人も少なくないだろう。「ドキュメンタリー」は60代で31.4%と人気が高く、「日本のロック・ポップス」は20代が23.1%、30代が23.5%と若年層で高い。ロック・ポップスやクラシックなどの音楽作品は愛好者の絶対数は限られるが、購入派の比重が概して大きい。まだレンタル市場での出回りも少ないこともあり、現在は手元にソフトを置きたいマニアックな人にマーケットは限られているようだ。
DVDプレーヤー保有層に、過去1年間に買ったDVD・ビデオソフトの本数が、その1年前と比べて増えたかどうかを尋ねた(中古を含む)。DVDは「増えた」が42.2%で「減った」は6.2%と、増加傾向が著しい。一方ビデオは「増えた」は7.1%にとどまり「減った」は39.5%にのぼった。セルソフトの分野でも「ビデオ」から「DVD」への移行は進んでいる。
自宅に自分で楽しむDVD・ビデオソフト(家族との共有を含む)が何本あるかを尋ねたところ、DVDの平均12.5本に対してビデオは平均32.7本だった。ストックの面ではまだビデオがDVDをはるかに上回っている。DVDソフトの保有点数を世帯主年代別に見ると、20代10.4本、30代12.6本、40代10.8本、50代14.0本、60代13.8本で、30代と50〜60代が多く保有していることがわかる。ソフトの入手法を尋ねた質問で「セル」の回答割合が高かった世帯主の年代が、保有点数でも他の年代を一歩リードしている。
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