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日経地域情報化大賞2008
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【「日経地域情報化大賞」受賞者トークショー】
 岩手の漁港、ワシントンからビデオ中継

神戸市第二次救急病院協議会の吉田耕造会長
 ITを活用した地域活性化について意見を交わす「地域情報化フォーラム2008」(日本経済新聞社など主催)の受賞者トークショーが7日行われ、日本経済新聞社賞を受賞した神戸市第二次救急病院協議会の吉田耕造会長らが登場し、受賞のコメントを述べた。

 神戸市第二次救急病院協議会が受賞したのは昨今問題になっている救急医療のたらい回しが起きないようにするシステムで、神戸市内の53の病院が参加して各病院にいつどんな治療ができる医者がいるかを把握できるようになっている。吉田氏自らが、毎日のようにシステムをチェックして正確な内容が登録されているように運営しているという。「(救急医療への)危機感があったからみんながまとまった。全国にほかに例がないものになった」(吉田氏)という。

厚木市の宮台功副市長
 地域活性化センター賞を受賞したのは厚木市の地域ポータルサイト「マイタウンクラブ」の取り組み。スポーツ施設の予約や図書館の蔵書の検索ができる機能を提供しており、市民の約半分の10万人が登録している。トークショーで登壇した宮台功副市長は「スポーツ施設の予約だけでなく、地域SNSを立ち上げたり、地域企業が情報を掲載できるようにもしている。市民と行政が連携してさらに広がりを持たせたい」と話した。

岩手の漁港からインターネットを通じた生中継を行った
 日経MJ(流通新聞)賞を受賞した三陸いわて【魚】情報化チームは岩手県の漁港からネット中継を行なった。特産品のホタテを手に実際に漁業の現場にかかわる人たちが、ICTを活用した漁業の活性化への意気込みを語った。日経ホールでのトークショーに参加したいわてNPO事業開発センターの岩見信吾理事兼ICT推進統括は、「ブログで情報発信しているが、おいしい、食べてみたいという感想が寄せられる。今日獲れた魚の写真を掲載するので、今の旬がわかってもらえる。今後はネット通販にも力を入れていきたい」と話した。

ワシントンから参加したワイズスタッフの田澤由利社長
 日経産業新聞賞を受賞したワイズスタッフの田澤由利社長はワシントンからのネット中継で参加し、「自分自身が夫の転勤や育児で会社に勤めることができなかった。地方にいても仕事ができるように、インターネット上に会社を作ったらと考えて10年まえに立ち上げた。バラバラのスタッフが一緒に仕事をするためのツールを作ったり、マインドの面できちんと作っていくことが大変だった」とこれまでの苦労を語った。

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