質的な充実が顕著だった。大賞のKICSは1300店舗を巻き込む大規模なものだ。ほかの事例も地域インフラの新しい形を切り拓いたもの、医療で過去の難問を突破したもの、数多くの住民を動員したもの、地域の高齢者を主役に新しい事業を確立したもの、技術的な先導性が評価されたものなど、単に当該地域の活性化だけでなく、日本の新しい姿を指し示すものばかりだ。しっかりと市民ニーズに応える行政の仕組みが増えてきたのも特徴で、これまでの「市民による市民のためのシステム」を重視してきた審査方針を少し軌道修正することにした。先導者の例を参考に、ぜひ多くの地域から新しい動きが起こって欲しい。