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日経地域情報化大賞2004
トップページ 2004年受賞プロジェクト 審査委員長講評 記念シンポジウム

【受賞プロジェクト一覧】
大 賞
  運営:鹿児島建築市場協議会(鹿児島県鹿児島市)
 中小の工務店がネットを通じて連携し、住宅建築過程の効率化を実現した取り組み。
 設計図面や必要資材の数量・価格、WEBカメラを使い撮影した現場の模様など、必要な情報をすべて透明化し、共有することで徹底して無駄を省く。その結果、木造戸建住宅建築の坪単価を大幅に下げるなどの実績を上げている。
 現在、鹿児島県内の約150の工務店、設計事務所、専門工事業者などが登録しており、年間500棟に及ぶ戸建住宅の建築に役立てられている。他県で同様のプロジェクトが立ち上がるなど、波及効果も大きい。
日本経済新聞賞
  運営:(社)鶴岡地区医師会(山形県鶴岡市)
 患者の症状や薬歴などを記録した「電子カルテ」を、地域内にある30を超える医療機関が共有し、より効果的な治療の実現を図っている取り組み。
 「Net4U(ネットフォーユー)」とはNew E-Teamwork by 4 Unitsの略。病院、診療所、介護福祉施設、検査センターという4者の協力体制が実現している。現在、6000人を超える患者の情報が登録されている。
日経産業新聞賞
  運営:(財)大阪市都市型産業振興センター ソフト産業プラザ イメディオ(大阪府大阪市)
 発注者側と受注者側を引き合わせる、ビジネスマッチングサイトの運営。
 IT関連分野を中心に、近畿圏内の3800を越える企業が登録している。発注先を探す場合は全国から利用可能で、匿名で複数の企業から同時に見積もりをとることができる。ホームページ作成、システム開発など毎月100件ほどの仕事の依頼がある。そのうちの約4割が成約に至るという。
日経MJ(流通新聞)賞
  運営:幡ヶ谷・西原・笹塚商店街連合会 ならびに アンカーコム有限会社
 東京・渋谷区の笹塚、西原、幡ヶ谷の3地域にある10の商店街を、地元の企業が取りまとめて立ち上げたWEBサイト。
 オンラインショッピングではなく、あくまで商店街に足を運んでもらうことを目的とした取り組み。700を超える店舗の紹介やイベントの告知に加え、地域内の公共施設に関する情報なども掲載されており、地域ポータルとして住民に利用されている。
地域活性化センター賞
  運営:(株)内子フレッシュパークからり(愛媛県喜多郡内子町)
 農産物直売所と農家をネットワークで結び、POSレジの情報を生産者が把握できるようにした仕組み。
 このシステムで情報を入手することで、農家側は鮮度の高い農産物を効率的に出荷できるようになった。現在、360人ほどが会員として登録している。音声ガイダンスの導入など、使いやすいようにシステムが工夫されており、高齢者も積極的に活用している。
インターネット協会賞
  運営:NPO南房総IT推進協議会(千葉県館山市)
 地域の情報インフラ整備をNPOが中心となって進めている取り組み。
 NPOが先頭に立って企画・交渉を行い、行政もそこに協力する形で南房総地域の11市町村を対象にブロードバンド環境をもたらした。さらに無線LANの導入や、「道の駅」の情報を集め地域内の情報交流を促す「道の駅ネットワーク化事業」、ラストワンマイルの克服研究など、活発に行動している。
CANフォーラム賞
  運営:はりまスマートスクールプロジェクト(兵庫県姫路市)
 地域と学校との協力によって、教育の現場にインターネット環境を普及させている活動。
 米国で始まった、ボランティアが教室にネットワークを配線する市民活動「ネットデイ」をモデルに、地域と学校を主体として進める「日本型ネットデイ」を企画、実践している。すでにその活動は兵庫県内だけでなく、全国に広がりつつある。教育の情報化と同時に、その活動を通じた地域コミュニティーの活性化も目指している。
※「CANフォーラム」は全国約150人で構成する地域情報化を推進する非営利組織。


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