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日経地域情報化大賞2004
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 日経地域情報化大賞2004、長崎市で表彰式と記念シンポ 

杉田亮毅・日本経済新聞社社長(左)から表彰額を贈呈される「鹿児島建築市場協議会」の高橋寿美夫会長=12日、長崎市
 日本経済新聞社は12日、地方の先端的なネットプロジェクトを評価する「日経地域情報化大賞2004」の表彰式を長崎市のホテルニュー長崎で開催した。同賞は情報技術(IT)をいかした地域活性化の試みを掘り起こしていく狙いで昨年創設された。大賞を受賞した「鹿児島建築市場協議会」をはじめ、各賞を受賞した企業や団体、NPOなどに表彰額が贈られた。

 表彰式では杉田亮毅日本経済新聞社社長が「ITは若者だけのためにあるのではなく、地域の会社や高齢者にとっても大変便利なもの。昨年の受賞をきっかけに地域のプロジェクト同士の連携が始まったという例もある。この賞を通じて先進的な取り組みが全国に広がって欲しい」とあいさつした。共催する長崎県の金子原二郎知事は「長崎県では民間から専門家を招いて行政の情報化を進め、今では企業より行政の方が進んでいる。このような場を通じて全国の知恵を学びたい」と述べた。

講評する審査委員長の国領二郎氏=12日、長崎市
 審査委員長の国領二郎慶応義塾大学教授は、講評の中で「今年の受賞プロジェクトは実績を伴うものばかり。昨年に比べ確実にレベルアップしている。IT活用の分野も医療、商店街活性化、農産物、教育と幅広いプロジェクトが受賞した」と評価し、「2004年は情報化の流れが、地域というキーワードを中心に大きく変わった年として記憶されるだろう」と語った。

 続いて鹿児島建築市場(鹿児島市)のほか、鶴岡地区医師会(山形県鶴岡市)、大阪市都市型産業振興センター・ソフト産業プラザ・イメディオ(大阪市)、幡ヶ谷・西原・笹塚商店街連合会/アンカーコム、内子フレッシュパークからり(愛媛県喜多郡内子町)、NPO南房総IT推進協議会(千葉県館山市)、はりまスマートスクールプロジェクト(兵庫県姫路市)に、表彰額が贈呈された。受賞者スピーチで、「鹿児島建築市場協議会」の高橋寿美夫会長が「鹿児島建築市場は情報の透明化によって、住宅建築のコストを下げて逆に品質を上げることに成功した。結果として職人の賃金も上がり、地元企業に若者が戻ってくることに貢献している」と述べ、ITが確実に地域の活性化につながっていることを強調した。

 午後開催した記念シンポジウムでは、ノンフィクション作家の山根一眞氏が「『実名』ネット利用が地域力になる」と題して基調講演を行った。また、東京大学大学院情報学環の須藤修教授、受賞者の高橋寿美夫会長らが参加してパネルセッションを開催。これからの地域社会がITを活用しつつ目指すべき方向性について議論した。
記念シンポジウム
の模様
パネルセッション
合宿討論会
の模様
受賞者をはじめ地域情報化のリーダーが集い、記念シンポジウムに続いて合宿討論会を行いました。

 「日経地域情報化大賞2004」を選定 
〜大賞に「鹿児島建築市場」〜

 日本経済新聞社は「日経地域情報化大賞2004」を選定した。情報技術(IT)を利用して地域の活性化に積極的に取り組んでいる活動を表彰するもので、今回が2回目。141件の応募があり、大賞に鹿児島市の建築関連企業で構成する協議会が運営する戸建て住宅建築プロジェクト「鹿児島建築市場」を選んだ。表彰式は11月12日に長崎市で開いた。
 日経地域情報化大賞はITを利用して地域経済の発展に寄与しているか、地域のコミュニティーや文化・教育の振興に貢献しているかなどに注目して、審査委員会(委員長・国領二郎慶応大学教授)が応募プロジェクトを審査し、大賞、日本経済新聞賞、日経産業新聞賞、日経MJ(流通新聞)賞、地域活性化センター賞、インターネット協会賞、CANフォーラム賞の計7件を選んだ。

応募概要(参考)

大 賞
日本経済新聞賞
日経産業新聞賞
日経MJ(流通新聞)賞
地域活性化センター賞
インターネット協会賞
CANフォーラム賞
※「CANフォーラム」は全国約150人で構成する地域情報化を推進する非営利組織。


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