2019.02.15 第6回 日経「星新一賞」受賞者が決定

 理系的発想力を問う文学賞、日経「星新一賞」(主催:日本経済新聞社)の第6回受賞者15名が決定しました。第6回は201861日から101日まで応募を受け付け、応募作品は一般部門1,564編、ジュニア部門765編、学生部門160編で、総数は第5回の2,209編より280編多い2,489編でした。人工知能(AI)やクローンを題材にした作品の応募が多く、学生・ジュニア両部門のグランプリ作品もクローンに関する作品でした。AIによって創作された作品の応募も5編(第5回は7編)ありましたが、1次審査を通過した作品はありませんでした。

 第6回の最終審査員は藤井太洋氏(作家)、中野信子氏(脳科学者)、森内俊之氏(将棋棋士)、大栗博司氏(カリフォルニア工科大学教授)、辻井潤一氏(産総研フェロー)、滝順一(日本経済新聞社編集委員)の6人で、一般部門グランプリは賞金100万円。受賞作は3月上旬以降、電子書籍販売サイト「honto」で電子書籍として配信予定です。(無料。利用登録が必要)