グローバル展開

英フィナンシャル・タイムズを日経グループ傘下に

英国の有力経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)を発行するフィナンシャル・タイムズ・グループへの買収手続きが2015年11月に完了。FTグループを日経グループに正式に迎え入れることで、この2つのビジネスメディアによる最先端のニュースや論評、分析を世界の隅々にまでお届けすることが可能になりました。日経とFTは編集面での協力だけでなく、販売や広告、イベント企画、デジタル技術など幅広い分野で協業し、世界最強のビジネスメディアとなることを目指します。日経はFTとともにグローバル展開を加速。FTは日経グループの英語による質の高い情報発信をリードする役目も担います。

アジアの経済情報を英文で世界へ

2013年秋に創刊した「Nikkei Asian Review」は成長著しいアジア圏の実情を、アジアに存在する日経ならではの視点で発信するメディアです。その報道体制を支えるのが、アジア、米州、欧州を中心にした37の海外取材拠点。中でもアジアでは、タイのバンコク支局を2014年春にアジア編集総局に格上げし、スタッフを大幅に拡充しました。海外で活動する記者・現地スタッフは約240人に達し、日本の新聞社では最大の規模を誇ります。これを含め、国内外の記者・編集スタッフは総勢1300人超。日経はアジア最大の独立系ビジネス・メディアグループとしてアジアを網羅する信頼度の高い報道を続けています。同時にアジア各地でフォーラムなどのイベントも展開し、読者の皆様がアジアを理解しアジアで成功を収めるための機会も提供していきます。

多くの海外メディアと提携

日経は海外の有力メディアグループと編集と事業の両面で様々な提携関係にあります。現在は日経グループの一員となっている英フィナンシャル・タイムズ紙とは2013年にコンテンツ、教育、イベント、営業などを含む包括的な協力関係を築くことで合意。日本の経済活動にとって、海外情報は極めて重要です。日経は手厚い海外取材網に加え、海外ならではの視点や分析を日本の読者に紹介、ビジネスパーソンや投資家にとって不可欠な情報を発信しています。インドネシアの英字紙ジャカルタ・ポストには「Nikkei Asian Review」面を創設、アジア経済・産業記事を中心に毎週1回、日経の英文コンテンツを提供しています。さらに2014年9月には欧米アジアに幅広い読者を持つ英国の総合月刊誌「MONOCLE(モノクル)」と資本・業務提携しました。編集協力や広告営業、イベントでの連携も含め、多角的に協業を進めていきます。

日経グループ傘下、あるいは日経と提携している主な海外メディア

フィナンシャル・タイムズ(英)

モノクル(英)

フランクフルター・アルゲマイネ(独)

ルモンド(仏)

ヒュリエット(トルコ)

ダウ・ジョーンズ(米)

フォーブス(米)

バロル・エコノミコ(ブラジル)

フィナンシエロ(メキシコ)

CNBCアジア・パシフィック

ストレーツ・タイムズ(シンガポール)

ニュー・ストレーツ・タイムズ(マレーシア)

コンパス(インドネシア)

ジャカルタ・ポスト(インドネシア)

メトロTV(インドネシア)

バンコク・ポスト(タイ)

ネーションTV(タイ)

ベトナム国営通信

ベトナム国営放送

毎日経済新聞(韓国)

中央日報(韓国)

人民日報(中国)

新華社(中国)

財新(中国)

国際フォーラムで地域発展に寄与

FoA_1222.jpg国際交流会議「アジアの未来」

日経は国内外からオピニオンリーダーらを招いて数多くのフォーラム・講演会を開いています。その代表格が1995年から毎年開催している国際交流会議「アジアの未来」です。アジア太平洋地域の政界、経済界のリーダーが域内の持続的な発展などについて話し合う国際会議で、20回目となった2014年の会合では次世代のリーダーたちにメッセージを送るべく、アジア各国の関係を未来志向に導く議論をしました。


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日経フォーラム「世界経営者会議」

世界経営者会議は優れた実績を上げた世界の一流経営者らが集まり、企業戦略や経営哲学、経営の最新トレンドについて議論する場です。1999年に第1回を開催して以来、数多くの著名経営者が参加し、今ではアジアを代表する国際会議のひとつに育っています。


「女性が輝く社会」国際シンポ

日経は日本政府、経団連、日本国際問題研究所とともに「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」を2014年9月に初開催しました。安倍晋三首相、安倍昭恵首相夫人のほか、クリスティーヌ・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事ら各界のリーダーや有識者が集まって女性が活躍するための方策を議論し、女性への応援メッセージを発信しました。


全中国選抜日本語スピーチコンテスト

日本語を学ぶ中国の大学生に日本への理解を深めてもらう目的で、2006年から毎年実施しているコンテストです。中国全土での予選を勝ち抜いた16人を日本に招き、日本の企業訪問や大学生らとの交流機会も設けています。


日経中文網で華人ネットワークに

日本の大手新聞社としては初となる中国語サイト「日経中文網」を2012年3月にスタート。日本関連の経済情報を必要とする中国の企業管理職層、国・地方政府の経済部門で働く人たちを読者に想定し、ニュースを編集しています。日経中文網の読者は中国、台湾、香港だけでなく、東南アジア、北米など世界の華人ネットワークの中で広がりを見せています。発信する情報は日々の経済・産業ニュースから、ニュースの背景を掘り下げた分析・解説、日中の文化の違いを紹介するコラムなど多彩な内容になっています。


海外向けに英語で放映

TBSホールディングスと共同で2012年春、アジア向けの英語番組「Channel JAPAN」を始めました。経済ニュース専門チャンネルのCNBCアジアを通じ、最新の日本情報をアジア全域に放送。インドネシアのメトロTV、ベトナム国営放送(VTV)、タイのネーションTVでは現地語でお届けしています。動画サービスのユーストリームでも配信しています。番組制作ではTBSのほか、テレビ東京や日経CNBC、日経映像と協力。ビジネスからテクノロジー、文化、流行まで幅広い情報を発信します。日本の企業に協賛をいただきながら、アジア市場でのマーケティング需要を開拓しています。