埼玉県和光市の民家に2008年9月、少年グループが押し入り、現金7万5千円や腕時計などが奪われた事件で、強盗傷害罪などに問われた探偵業、赤谷拓治被告(33)の裁判員裁判初公判が30日、さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)で開かれた。赤谷被告は実行役の少年らと共謀、犯行を指示したとして起訴されたが、起訴内容を否認し無罪を主張した。
公判では共謀の事実の有無が争点となる。証人が多いことなどから公判は審理に5日、評議に3日をかけ、判決言い渡しは11日の予定。これまでの裁判員裁判では最長の日程となる。
検察側は、冒頭陳述で被告は知り合いが集めた少年グループと東京・新宿のカラオケ店で会い、「ぶっとばしてでも現金などを持ってこい」と指示したと主張。背後に自分がいることを隠すため、被害者との間で金銭トラブルを抱えた知人をダミーに仕立て、この知人から依頼があったように装ったとも指摘した。(00:32)