優秀な小学校教員を確保しようと、東京都教育委員会が地方に攻勢をかけている。今月中旬には35年ぶりとなる追加試験を仙台市と福岡市で実施した。教員志望者は「地元志向」が強いといわれており、都教委は今後、都内で教壇に立った後、郷里への“転校”を可能にする協定を他県と結ぶことなども検討している。
今月15日の日曜日。仙台市内の専門学校で、東京都の公立小学校教員の採用のための追加試験が実施された。真剣な表情で開始時間ギリギリまで、参考書を読み返す受験生たち。北海道から来た20代後半の男性は、現在小学校で臨時講師を続けているといい、「正規教員になれるチャンス。(追加試験は)ありがたい」と話した。(27日 18:51)