日本経済新聞社がまとめた2009年度の設備投資動向調査(修正計画、1598社)で、全産業の設備投資額が08年度実績から17.6%の減少となった。年度当初の計画からも2.7%の減額で、前年度比は1973年度の調査開始以来、当初比でも比較できる90年度以降で最大の落ち込み。業績予想の上方修正が相次ぐなど経営環境は改善してきたが、円高もあり景気の先行きは不透明。自動車、電機など大手製造業を中心に投資に慎重な姿勢が広がっている。
調査は10月時点の今期計画について聞いた。全産業で前年度実績を下回るのは2年連続で、08年度の6.1%減からマイナス幅も拡大する。製造業が過去最大の26.1%減と大きく落ち込むことが響く。非製造業は6.2%減と減少幅は相対的に小さいが、それでもIT(情報技術)不況を受けた02年度の9.1%減以来の落ち込みだ。(07:00)