日本原燃の川井吉彦社長は26日の記者会見で、プルサーマル発電に使われるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)の燃料工場(青森県六ケ所村)について、着工を2010年春ごろに延期する考えを示した。今月中の着工を目指してきたが、国の安全審査が長引いているため。15年6月の完成目標について「遅れない」と述べた。
また、試運転中の使用済み核燃料再処理工場(同)で10月下旬に高レベル放射性廃液が漏れたトラブルについて言及。作業の遅れは「工程全体で吸収できる」とし、再処理工場を来年10月に完成させる目標を変更しない考えを示した。(26日 22:01)