インターネット専用決済サービスの大手、米ペイパル(カリフォルニア州)が来年にも日本に参入する。クレジットカード番号など個人情報を第三者に知られることなく、ネット通販の支払いや送金をできるのが特徴。日本でネット通販が急成長して需要が期待できるほか、法改正により環境が整ったと判断した。携帯電話向けのサービスも展開する方針だ。
同社は「日本のネット通販市場は年率15%の勢いで成長している」として、参入を決断した。今年6月には銀行以外でも登録すれば送金事業などが手がけられる資金決済法が成立。来年施行される見通しであることから、制度的な環境も整ったと判断した。
ペイパルは1998年の創業で、2002年に米ネット競売最大手イーベイが買収した。現在の登録口座数は米国を中心に全世界で約2億件に上り、米ドルなど19種類の通貨を利用できる。(06日 22:43)