楽天は5日、電子マネー「Edy(エディ)」を運営するビットワレット(東京・品川)を子会社化し、電子マネー事業に本格参入すると発表した。仮想商店街「楽天市場」などでEdyによる決済を可能にするほか、コンビニエンスストアなどとの連携を強化。自社の「楽天スーパーポイント」の普及にもつなげる。利用のすそ野が広がる電子マネーで、利便性を高める競争が本格化しそうだ。
楽天は12月末にビットワレットが実施する第三者割り当て増資の全額約30億円分を引き受け、株式の50%超を取得する。現在筆頭株主のソニーグループの出資比率は33.5%から25%に、2位のNTTドコモは14.77%から5%に下がる。
Edyは、パソコンに読み取り用端末を付けたり、携帯電話を「おサイフケータイ」に対応させたりすればインターネット経由で決済に使える。楽天は今後、楽天市場でも決済にEdyが使えるようシステムの改良を検討。加盟店にもEdyに対応するよう促す。(07:00)