JR北海道と航空4社は31日、お盆期間の予約状況を発表した。景気低迷に加えて、高速道路の週末割引の影響で、JR北海道の予約状況は、北海道拓殖銀行が破綻した翌年の1998年以来の落ち込み幅を記録した。
JR北海道が発表したお盆期間(7〜18日)の予約席数は前年同期比11.8%減の10万8554席だった。予約率も前年同期に比べて3.2ポイント減の39.4%と低迷した。同社は「高速道路の週末割引で自動車で遠距離を観光する傾向が強まっている」(営業部)と分析している。
新千歳―羽田間の旅客便の予約客数(7〜16日分、スカイマーク以外は見込み客を含む)の4社合計は、前年実績より約3万7000人少ない27万9326人。各社とも予約率は前年実績よりも3〜18ポイント低下した。長引く景気停滞に加え、北海道国際航空(エア・ドゥ)は「9月に大型連休が控えているため需要が分散してしまった」とみている。